浜名湖うなぎの名店4選+編集部一押し1店|養殖発祥の地で食べる本物体験

ランチ・グルメ
浜名湖は、日本のうなぎ養殖発祥の地です。
100年以上の歴史を持つ蒲焼きは、身がふっくらして脂のノリが絶妙。
産地で食べる「焼きたて」は、お取り寄せとは別の世界。今年は本物を食べに行きましょう。

浜名湖うなぎが旨い理由

  • 温暖な気候+豊富な地下水:浜名湖周辺の環境がうなぎ養殖に最適
  • 100年の養殖技術:1900年に服部倉次郎が浜名湖で養殖を開始。以来、技術が蓄積
  • 産地=消費地:輸送ストレスゼロ。さばきたて焼きたてを提供できる
浜名湖の夕暮れ。弁天島周辺から望む浜名湖の風景。
浜名湖の夕暮れ(弁天島周辺)
Photo: リニモ1号 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)

名店5選

①うなぎ藤田(浜松市中央区)

明治25年創業の老舗。浜松駅前店は浜松市中央区砂山町322-7(ホテルソリッソ浜松2階)、TEL 053-452-3232、営業 11:00〜14:30/17:00〜21:30、定休 火曜。公式サイトでメニュー・他店舗の案内も確認できます。

②うなぎ八百徳(浜松市中央区)

明治創業の老舗。本店は浜松市中央区板屋町655、TEL 053-452-5687、営業 11:00〜20:00、定休 月曜。名物「お櫃鰻茶漬」は、1杯目はそのままうな重風で、2杯目は薬味と昆布だしのお茶をかけてお茶漬けで——2通りの楽しみ方ができる一品です。詳細は公式サイトへ。

③うなぎのかんたろう(浜松市中央区)

昭和52年(1977年)創業、浜松市中央区蜆塚2-2-2の関西風・炭火地焼き専門店。蒸しの工程を入れず、その場でさばいて炭火で丁寧に焼き上げるのが特徴です。TEL 053-455-8823、営業 11:00〜14:00/17:00〜20:00、定休 日曜・第2月曜。公式サイトでメニューを確認できます。

④中川屋(浜松市中央区)

明治10年(1877年)創業、浜松市中央区中野町861-2の老舗(TEL 053-421-0007)。天竜川の清冽な伏流水で調理する伝統の味を150年近く守り続けています。蒲焼きのほか白焼きも公式オンラインで取り扱い。営業は昼11:00〜14:00(LO) /夜17:00〜19:30(LO)、定休は毎月7日・17日・18日・27日。詳細は公式サイトへ。

関東風 vs 関西風?浜松の「境界線」問題

うなぎの焼き方は「関東風(蒸してから焼く)」と「関西風(蒸さずに直焼き)」に分かれます。浜松はちょうどその境界線上。

店によって関東風・関西風が異なるのがユニークなポイント。食べ比べも楽しみ方の一つです。

うなぎパイファクトリーにも寄ろう

浜松のうなぎ土産といえば「うなぎパイ」。春華堂のうなぎパイファクトリー(入場無料)では製造ラインの見学と、ここでしか買えない限定スイーツが楽しめます。うなぎ本体を食べた後のデザートとして完璧なコース。

  • 住所:浜松市中央区大久保町748-51
  • 営業:10:00〜17:30(工場見学は〜16:00受付)

【編集部一押し】磐田の隠れ名店「活鰻 うなぎ処 しまごん」

名店5選から少し外れた磐田市に、地元編集部が「ここは絶対に外せない」と惚れ込んでいる店があります。磐田市南田の「活鰻 うなぎ処 しまごん」です。

活鰻 うなぎ処 しまごん(磐田)のジャンボ丼(5,550円・税込)。漆塗りの丼にうなぎが圧巻のボリュームで盛られている。
編集部が実食した「ジャンボ丼」(5,550円・税込)。国産うなぎがご飯を埋め尽くす圧倒のボリューム。

うなぎ養殖業出身の店主

しまごんは、店主が現在の店を始める前に鰻の養殖業を営んでいたという経歴を持つお店です。

公式サイトの「こだわり」ページには、次のように記されています。

現在の飲食店を始める前の鰻の養殖業時代から築き上げてきた仕入れ業者様との信頼関係を第一として、常にその時期での最高品質の鰻を仕入れることに全力を尽くしています。

その年、その時期、その池によって鰻の脂や身の特性は大きく異なります。

活鰻 うなぎ処 しまごん 公式「こだわり」

その時々で扱っている産地や焼き方の詳しい話は、ぜひお店で店主に直接聞いてみてください。話を聞くと「ああ、こだわりが本物だ」と納得できるはずです。

「ジャンボ丼」のインパクトと、値段のやさしさ

写真は編集部が実食した「ジャンボ丼」(5,550円・税込)。ご飯がほぼ見えないほどに国産うなぎが敷き詰められ、肉厚な身からはタレの艶と脂のうま味があふれます。これだけの量と質を、浜松の老舗より明らかにリーズナブルな価格で出してくれるのが「しまごん」最大の魅力。平日(月・木・金)限定のランチ「うな丼」は3,000円と、お試しに最適な一杯です。

店舗情報

住所 〒437-1212 静岡県磐田市南田264
電話 0538-55-2002
FAX 0538-58-3030
営業時間 お食事 11:00〜14:00
テイクアウト 11:00〜17:00
定休日 毎週火・水曜日(他 不定休あり)
支払 クレジットカード可(VISA・Master)/電子マネー・QR決済の対応は店舗にてご確認ください
席数 全42席(カウンター6・1F座敷18・2F座敷18/全席禁煙)
予約 店内座席の予約は不可。テイクアウトは事前予約が必要
駐車場 約30台
公式サイト unagi-shimagon.com

公式メニュー(税込・主要品のみ)

うな重 並 3,500円
うな重 上 3,950円
うな重 二段 6,500円
ひつまぶし 4,050円
蒲焼定食(特大) 4,500円
ジャンボ丼 5,550円
ランチ うな丼(平日 月・木・金限定) 3,000円
お子様用うな定 1,900円

編集部からのアドバイス:店内座席は予約不可なので、土日は11:00開店と同時の到着を狙うのが安全です。平日狙いなら木・金がねらい目。浜松エリアから少し足を伸ばしてでも食べに行く価値、十分にあります。

※料金・営業時間は2026年5月時点の情報です。最新情報は公式サイトまたは店舗(0538-55-2002)でご確認ください。

まとめ|浜名湖うなぎは「うなぎの原点」

養殖発祥の地で、100年のタレで焼かれたうなぎを食べる。それだけで浜松に行く価値がある体験です。

さわやかの行列に並ぶ前に、まず浜名湖うなぎを食べてほしい——地元民からのお願いです。

浜名湖うなぎ 養殖の歴史(公式)

項目 詳細
養殖発祥 1900年(明治33年)浜名湖東岸・舞阪町
創始者 服部倉次郎(浜名湖近くに池を作り、養殖に成功)
歴史 2025年で125周年を迎える日本うなぎ養殖の聖地
戦後再開 1949年(昭和24年)浜名湖養魚漁業協同組合(マルハマ)設立
浜名湖養魚漁協 公式 maruhama.or.jp
浜名湖うなぎ ブランド 「浜名湖うなぎ」「青うなぎ」が代表ブランド

出典:浜名湖養魚漁業協同組合 公式湖西・新居観光協会

浜名湖うなぎが特別とされる理由

  • 温暖な気候適度な塩分濃度の汽水湖が養殖に最適
  • 富士山系の豊富な伏流水で水質良好
  • 125年の歴史と技術の蓄積(餌の研究・水温管理・病気予防)
  • 養鰻業者と地元漁協の厳格な品質管理
  • 身が締まり脂のノリが上品、関西風蒸さずに焼く食感に最適

浜名湖うなぎ 名店4選+編集部一押し

店名 場所 特徴
浜名湖うなぎ 丸浜 浜松駅南口徒歩1分 浜名湖養魚漁協 直営、リーズナブルに本物体験
炭火焼うなぎ 山栄 湖西市 山栄養魚場 直営、創業3代・20万尾規模
うなぎの井口 浜松市 専門店、自社養殖場直送
八百徳 浜松市中心部 老舗、関西風の地焼き
うな炭亭 浜松市 編集部一押し、コスパと味のバランス◎

関東風と関西風の違い

項目 関東風 関西風(浜松流が近い)
開き方 背開き 腹開き
調理工程 素焼き→蒸し→タレ焼き 素焼き→タレ焼き(蒸さない)
食感 ふわふわ柔らかい パリッと香ばしい
あっさり淡白 脂と皮の香ばしさが強い

浜松は関東と関西の文化が混じる地域のため、店によって関東風・関西風どちらもあり。「直焼き(関西風)」を選ぶと浜松らしさを体感できます。

うなぎ料理の楽しみ方

  • うな重・うな丼:ご飯にタレうなぎを乗せた定番
  • 白焼き:タレなし、わさび醤油で食べる通の食べ方
  • ひつまぶし:3段階で味変、名古屋系だが浜松でも提供店あり
  • うざく:きゅうりとうなぎの酢の物、夏の前菜
  • うなぎ茶漬け:ひつまぶしの最終段階、出汁で締める

よくある質問(FAQ)

Q1. うな重の価格相場は?

並(うなぎ半身):3,000〜4,000円、上(うなぎ1尾):4,500〜6,500円、特上(1尾半〜2尾):7,000〜10,000円が浜松相場。養魚場直営店はやや安価

Q2. 浜松駅から徒歩で行ける名店は?

浜名湖うなぎ 丸浜(南口徒歩1分)・八百徳駅前店・うな炭亭などが駅近で便利。新幹線で来てランチに立ち寄れる立地。

Q3. 予約は必要ですか?

土日祝・夏季(土用の丑の日前後)は必須。平日でも昼ピークは満席になるため事前予約が安心。

Q4. 浜松うなぎパイとの違いは?

うなぎパイはうなぎ粉末を練り込んだお菓子(春華堂)で実際のうなぎは含まれません。本物のうなぎ料理とは別物、お土産用。

Q5. 浜名湖でうなぎ釣り・つかみ体験はできますか?

湖西・新居エリアでうなぎつかみ体験を実施する施設あり。自分で捕まえて捌いて食べる体験は子どもに大人気。

Q6. お土産で持ち帰れますか?

多くの名店で真空パック・冷凍うなぎを販売。クール宅配便対応店も多く、東京・大阪へも翌日配送可能。

最終更新日:2026年5月31日|出典:浜名湖養魚漁業協同組合浜名湖うなぎ公式

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