96年ぶり。
ちょっと待ってください。96年ぶりって、もはや「ぶり」で済ませていい数字じゃないですよね。前回が昭和5年ですよ。テレビもない時代。そんな大昔以来、静岡県から関脇が出ていなかったんです。
それを成し遂げたのが、熱海市出身の熱海富士 朔太郎。2026年4月27日、大相撲夏場所(5月場所)からの新関脇昇進が正式に発表されました。
静岡県民のみなさん、これはまさに歴史的事件です。
96年前の「天竜」って誰?静岡県相撲史を振り返る

「96年ぶり」と言われても、じゃあ前回は誰だったの?という話ですよね。
昭和5年といえば、世界恐慌の真っただ中。静岡県では茶畑が広がり始めた頃で、新幹線なんて影も形もありません。それくらい昔の話なんです。
つまり、約1世紀のあいだ、静岡県は「相撲不毛の地」だったと言っても過言ではありません。お茶とみかんとサッカーの県に、ついに相撲のスターが帰ってきたわけです。
熱海富士のプロフィール|熱海が生んだ187cmの怪物
あらためて、熱海富士の基本プロフィールをまとめます。
| 四股名 | 熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう) |
|---|---|
| 本名 | 武井 朔太郎 |
| 生年月日 | 2002年9月3日生まれ |
| 出身地 | 静岡県熱海市 |
| 所属 | 伊勢ヶ濱部屋 |
| 身長・体重 | 187cm・195kg(日本相撲協会公式) |
187cm・195kg。数字だけ見ると「大きい人だな」で終わりそうですが、熱海市出身力士として三役に上がったのは史上初です。熱海温泉だけじゃなくて、とんでもない人材も湧き出ていたんですね。
前師匠・旭富士と同じ23歳で三役昇進!伊勢ヶ濱部屋の運命的なつながり
熱海富士が所属する伊勢ヶ濱部屋は、2025年6月9日に元横綱・照ノ富士(10代伊勢ヶ濱)が、前親方・旭富士(9代伊勢ヶ濱)の定年退職に伴い正式に部屋を継承しました。つまり熱海富士は、旭富士にスカウトされて入門し、現在は照ノ富士の指導下で関脇まで上り詰めたことになります。
注目したいのは、前師匠・旭富士との不思議な縁です。旭富士は1984年1月場所、22歳で新小結(三役初昇進)。新関脇は同年9月場所で23歳。そして今回、熱海富士が新関脇に上がったのも23歳。
同じ部屋で、同じ年齢で、同じ節目を迎える。これはもう「たまたま」では片付けられない縁を感じますよね。
ちなみに旭富士はこの後、大関を経て横綱まで上り詰めています。ということは……?期待せずにはいられません。
「熱海プリン」から懸賞!地元の応援がアツすぎる

関脇昇進を受けて、地元・熱海が盛り上がっています。
まず、熱海市の公式サイトに祝賀の特設ページが作られました。市を挙げてのお祝いムードです。
さらに注目なのが、熱海の人気スイーツ店「熱海プリン」から懸賞がつくことが決まったこと。取組中に「熱海プリン」の懸賞旗が土俵をぐるっと回る姿、想像するだけで最高じゃないですか。
温泉街のプリン屋さんが関取を応援する。このローカル感と本気度のギャップがたまりません。熱海、推しへの課金がすごい。
次の目標は「静岡県勢初の幕内優勝」と大関昇進
新関脇となった熱海富士の次なる目標は明確です。
- 静岡県出身力士として初の幕内優勝
- 大関昇進
23歳で関脇という番付は、大相撲の世界では大関・横綱が現実的に見えるポジションです。前師匠の旭富士がたどった道を考えれば、夢物語ではありません。
96年間、静岡県から関脇すら出なかった。それが今、大関や横綱を語れるところまで来ている。静岡県の相撲史が、リアルタイムで塗り替えられているんです。
まとめ|静岡県民、今こそ相撲を観よう
熱海富士の新関脇昇進は、静岡県にとって96年ぶりの歴史的快挙です。
- 静岡県出身として96年ぶり、熱海市出身として初の三役
- 前師匠・旭富士と同じ23歳での昇進
- 地元「熱海プリン」からの懸賞スタート
- 次の目標は幕内優勝と大関昇進
正直、静岡県と相撲ってあまり結びつかないイメージでしたよね。サッカー王国とは呼ばれても、相撲王国とは聞いたことがない。
でも、熱海富士がその常識を変えようとしています。大相撲夏場所(5月場所)は、テレビの前で「熱海プリン」の懸賞旗を探しながら応援してみませんか?
静岡県民として、この瞬間を見届けない手はないですよ。
熱海富士 朔太郎 力士プロフィール(公式)
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 四股名 | 熱海富士 朔太郎(あたみふじ さくたろう) |
| 本名 | 武井 朔太郎 |
| 生年月日 | 2002年9月3日 |
| 出身地 | 静岡県熱海市 |
| 身長/体重 | 187cm/195kg |
| 所属部屋 | 伊勢ヶ濱部屋 |
| 初土俵 | 2020年(令和2年)11月場所 |
| 新三役(小結) | 2026年3月場所 |
| 関脇昇進 | 2026年5月場所 |
| 最高位 | 東関脇 |
熱海富士の経歴|小学2年で静岡へ
千葉県生まれの熱海富士は小学2年生のときに熱海市に移住。小学6年生で三島市の三島相撲クラブに入門し、相撲のキャリアをスタートさせました。中学・高校時代は沼津市の飛龍高等学校に進学し、1年生からレギュラーとして活躍。
高校3年生だった令和2年(2020年)、第63代横綱・旭富士(9代伊勢ヶ濱)から直接スカウトを受け、高校に在籍したまま角界入りを決意。同年11月場所で初土俵を踏みました。
96年ぶり|静岡県出身力士の三役昇進
2026年3月場所での新三役(小結)昇進は、1930年(昭和5年)夏場所で関脇に昇進した天竜三郎以来約96年ぶりの快挙。続く5月場所では関脇に昇進し、静岡県相撲ファンの長年の悲願を実現しました。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1930年 | 天竜三郎(静岡県出身)が関脇に昇進 |
| 2020年11月 | 熱海富士が初土俵 |
| 2023年5月 | 新入幕 |
| 2024年 | 幕内上位で安定した成績 |
| 2026年3月 | 新三役(小結)昇進 |
| 2026年5月 | 関脇昇進(96年ぶりの静岡県出身関脇) |
熱海富士の特徴|恵まれた体格と若さ
- 身長187cm・体重195kgの堂々たる体格は幕内でも上位クラス
- 左四つを得意とし、押し相撲・寄り切りどちらにも対応
- 20代前半の若さで関脇昇進は将来性十分
- 地元・熱海市では大型ポスター掲示や応援イベントも開催
- SNSでも人気上昇、若手大相撲ファンの注目株
静岡県と大相撲|歴史的背景
静岡県出身の上位力士は長らく不在で、相撲どころと言えば青森・鹿児島・モンゴル系が中心。熱海富士の関脇昇進は、静岡県の相撲文化復権の象徴的な出来事として、地元のスポーツニュースで連日報道されています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 熱海富士の応援はどこでできますか?
本場所は両国国技館(東京)・大阪府立体育会館・愛知県体育館・福岡国際センターで年6回開催。地元・熱海市では場所中にパブリックビューイングや応援企画が組まれることもあります。
Q2. 熱海富士のグッズはどこで買える?
日本相撲協会公式オンラインショップ、両国国技館の売店、熱海市内の一部土産店で手形タオル・しこ名Tシャツ・キーホルダーなどが販売されています。
Q3. 大関昇進の条件は?
三役(小結・関脇)で直近3場所合計33勝程度が目安。熱海富士の場合、関脇での安定した成績次第で大関昇進の可能性も。
Q4. 熱海富士の四股名の由来は?
「熱海富士」は出身地・熱海市と日本一の山・富士山から命名。所属する伊勢ヶ濱部屋は「○○富士」の四股名が伝統で、横綱旭富士の系譜にあります。
Q5. 静岡県内で他に注目の力士は?
現在の幕内では熱海富士が唯一の静岡県出身。他に十両以下に静岡出身者がいるか、日本相撲協会の「静岡県出身力士一覧」で確認できます。
最終更新日:2026年5月31日|出典:日本相撲協会公式
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