朝霧高原ドライブとは|富士山西麓に広がる高原の魅力
朝霧高原は、静岡県富士宮市の北部に広がる標高およそ700〜1,000メートルの高原です。富士山の西側の裾野に位置し、なだらかな牧草地の向こうに大きな富士山がそびえる、開放感あふれる景色が特徴です。国道139号がまっすぐ高原を貫いているため、車での移動がしやすく、牧場・湖・滝・道の駅などの見どころを気持ちよくつないでいけます。
富士五湖のある山梨県側と比べると、朝霧高原はどこかのんびりとした空気が流れています。標高が高いぶん夏でも比較的涼しく、春から秋にかけては爽やかなドライブが楽しめます。動物とのふれあいや搾りたての乳製品、湖に映る富士山、世界遺産の滝など、富士山を眺めながら一日中遊べるのが朝霧高原ドライブの一番の魅力です。この記事では、ドライブで立ち寄りたい定番スポットと、半日・一日で回るモデルルートをまとめて紹介します。

基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| エリア | 静岡県富士宮市北部(富士山西麓の高原) |
| 標高 | およそ700〜1,000メートル。市街地より涼しく感じられます |
| 主要ルート | 国道139号が高原を南北に貫きます。沿道に見どころが点在します |
| アクセス | 新東名高速の新富士ICや西富士道路から北上するのが一般的。中央道の河口湖IC方面からもアクセスできます |
| ベストシーズン | 新緑から秋にかけてが快適。空気が澄む冬は富士山がくっきり見えます |
高原の中を国道139号がまっすぐ通っているので、道に迷いにくいのもうれしいところです。主要スポットには駐車場が用意されている場所が多く、車を降りて景色や体験を楽しみ、また次の目的地へ向かうという回り方がしやすいエリアです。
田貫湖|逆さ富士とダイヤモンド富士の名所
田貫湖は、朝霧高原ドライブで外せない景勝地です。風のない穏やかな日には湖面に富士山がくっきりと映り込み、上下対称の「逆さ富士」を見ることができます。湖のほとりから望む富士山は雄大で、写真好きにも人気のスポットです。
見どころ
田貫湖は、富士山頂と朝日が重なって輝く「ダイヤモンド富士」が見られる場所としても知られています。時期はおおむね春(4月頃)と夏(8月頃)とされ、条件が合えば湖面に映るダイヤモンド富士との「ダブルダイヤモンド富士」に出会えることもあります。年によって見え方や時期には幅があるため、訪れる前に最新情報を確認しておくと安心です。
ドライブでの楽しみ方
湖畔には一周できる散策路が整備されており、ゆっくり歩きながら角度の変わる富士山を楽しめます。早朝は空気が澄んで富士山がよく見える時間帯なので、朝いちばんに立ち寄って、そこから高原を北上していくコースがおすすめです。ベンチに腰かけて景色を眺めるだけでも、のんびりとした高原時間を味わえます。
まかいの牧場・富士ミルクランド|牧場での動物ふれあいとグルメ
朝霧高原といえば牧場のイメージを思い浮かべる人も多いはずです。まかいの牧場や富士ミルクランドといった観光牧場では、広い敷地でのびのびと過ごす牛や羊、ヤギなどの動物とふれあえます。子ども連れのファミリーにも人気で、家族でゆったり過ごせるスポットです。
見どころ
牧場では動物とのふれあいのほか、乳搾りやえさやり、バター作りといった体験ができる施設もあります。目の前に富士山を望みながら、動物たちがくつろぐ牧草地の風景を眺められるのは、朝霧高原ならではの光景です。広々とした芝生の広場でのんびりピクニック気分を味わうのもよいでしょう。
ドライブでの楽しみ方
牧場のお楽しみといえば、搾りたての牛乳で作るソフトクリームです。濃厚でコクのある味わいは、高原ドライブの休憩にぴったり。乳製品やソーセージなどのおみやげも充実しているので、立ち寄って味わいながら、家族へのおみやげを選ぶ時間も楽しめます。体験メニューは施設や季節によって内容が変わるため、事前に公式情報をチェックしておくと計画が立てやすくなります。
🎫 まかいの牧場のチケットは事前購入が便利
記事で紹介したまかいの牧場の入場チケットは、遊び予約サイト「アソビュー」で事前購入できます。窓口に並ばずスムーズに入場できます。
道の駅朝霧高原|富士山を望むドライブ休憩スポット
国道139号沿いにある道の駅朝霧高原は、富士山を正面に望む絶好の休憩スポットです。ドライブの途中に立ち寄って、地元の農産物や乳製品を眺めながらひと息つくことができます。
見どころ
広い駐車場の向こうに大きく富士山がそびえ、天気のよい日にはその全景を気持ちよく見渡せます。地元産の新鮮な野菜や乳製品、朝霧高原ならではの特産品がそろう直売コーナーは、見て回るだけでも楽しいものです。
ドライブでの楽しみ方
朝霧高原の牛乳を使ったソフトクリームは、道の駅の定番おやつとして親しまれています。トイレ休憩や情報収集の拠点としても便利なので、ドライブの中継地点として組み込むのがおすすめです。ここで富士山の見え方を確認してから、次の目的地の予定を調整するのもよいでしょう。
白糸の滝・音止の滝|世界遺産に登録された名瀑
富士宮市にある白糸の滝は、富士山の湧き水が流れ落ちる美しい滝です。「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産のひとつとして世界文化遺産に登録されており、朝霧高原ドライブとあわせて訪れたい名所です。
見どころ
白糸の滝は、湾曲した崖のあちこちから幾筋もの水が絹糸のように流れ落ちる、幅の広い滝です。富士山の地下水が湧き出しているため、水が澄んでいて涼やかな雰囲気に包まれています。すぐ近くには、豪快な水音を響かせる音止の滝もあり、対照的なふたつの滝を見比べられます。
ドライブでの楽しみ方
滝の周辺には遊歩道が整備されており、間近まで下りて水しぶきの涼しさを感じられます。真夏でもひんやりとした空気が心地よく、暑い季節の立ち寄りスポットとしても人気です。高原の牧場めぐりとあわせて、世界遺産の自然を味わえるのが富士宮ならではの魅力です。
富士花鳥園|花と鳥にふれあう屋内型スポット
富士花鳥園は、富士宮市根原、国道139号沿いにある花と鳥のテーマパークです。道の駅朝霧高原にも近く、朝霧高原ドライブの立ち寄り先として組み込みやすい立地にあります。
見どころ
園内では色とりどりの花が一年を通して咲きそろい、フクロウをはじめとした鳥たちとの距離が近いのが特徴です。屋内の展示スペースがあるため、天気にあまり左右されずに楽しめるのもうれしいポイントです。
ドライブでの楽しみ方
雨や霧で富士山が見えにくい日でも、屋内でゆっくり過ごせるのが花鳥園の強みです。牧場や湖などの屋外スポットと組み合わせておけば、天候に合わせて臨機応変に予定を調整できます。花や鳥とのふれあいは、小さな子どもから大人まで楽しめる内容です。
富士山ビューポイント|高原ならではの絶景ドライブ
朝霧高原の魅力は、なんといっても道中のいたるところで富士山が大きく見えることです。牧草地の向こうにそびえる富士山、湖に映る富士山、道の駅から望む富士山など、場所を変えるたびに違った表情を見せてくれます。
見どころ
高原は視界を遮る建物が少なく、裾野まで広がる富士山の全体像を眺めやすいのが特徴です。空気の澄んだ日には、山肌の稜線までくっきりと見えることもあります。牛や羊が草をはむ牧場と富士山が同じ視界に収まる風景は、朝霧高原ならではの光景です。
ドライブでの楽しみ方
運転中は前方への注意が第一なので、景色を楽しむときは道の駅や駐車場など、安全に停まれる場所を活用しましょう。時間帯によって光の当たり方が変わり、朝と夕方では富士山の印象が大きく違います。お気に入りの一枚を撮るなら、空気が澄む早朝の時間帯が狙い目です。
モデルドライブルート|半日・一日の回り方の一例
見どころが点在する朝霧高原は、時間に合わせてルートを組み立てるのがコツです。ここでは、無理なく回れるモデルルートの一例を紹介します。あくまで目安なので、当日の天気や興味に合わせて自由にアレンジしてください。
半日で楽しむ場合
午前に田貫湖へ立ち寄り、湖面に映る富士山を眺めてスタート。そのまま国道139号を北上して観光牧場で動物とふれあい、ソフトクリームで休憩します。最後に道の駅朝霧高原でおみやげを選べば、半日でも朝霧高原らしさをぎゅっと味わえます。
一日かけて満喫する場合
一日たっぷり使えるなら、まず白糸の滝で世界遺産の名瀑を楽しみ、続いて田貫湖で富士山の絶景を堪能します。昼は牧場や道の駅で高原グルメを味わい、午後は富士花鳥園で花や鳥とふれあうコースがおすすめです。屋外と屋内のスポットを組み合わせておくと、天候が変わっても予定を立て直しやすくなります。
季節ごとの楽しみ方と注意点
朝霧高原は標高が高いため、市街地よりも気温が低めです。同じ静岡県内でも体感が違うことがあるので、季節に合わせた準備をしておくと安心です。
季節の楽しみ方
春から夏は新緑がまぶしく、夏でも比較的涼しいため避暑を兼ねたドライブに向いています。秋は空気が澄んで富士山がくっきり見え、冬は雪をかぶった富士山の姿が一段と美しくなります。一年を通して、それぞれ違った富士山の表情を楽しめるのが朝霧高原の魅力です。
ドライブでの注意点
冬場は路面の凍結や積雪に注意が必要です。気温が下がる時期に訪れる場合は、スタッドレスタイヤやチェーンなど雪道への備えをしておきましょう。また、朝は霧が出やすく視界が悪くなることがあるため、時間に余裕を持った運転を心がけてください。高原は一日の中でも気温差が大きいので、羽織るものを一枚持っていくと快適に過ごせます。最新の道路状況や各施設の営業情報は、公式サイトなどで事前に確認しておくと安心です。
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