浜松マリオットホテル 宿泊記|正直レビュー。エアコン・フィットネス・プラチナ特典の実際

その他

浜松初のマリオットに泊まってきました。正直、厳しい滞在でした

2026年5月1日、浜松市に初めてのマリオットブランド「浜松マリオットホテル」が開業しました。旧グランドホテル浜松をリニューアルしたホテルです。開業から3か月、実際に1泊してきました。

結論は見出しのとおりです。この記事では、よかった点を無理に探すことはしません。実際に泊まって気になったことを、そのまま書きます。写真も撮ってきました。

あわせて、これから泊まる方の役に立つ実用情報(駐車場の停め方など)も最後にまとめます。

泊まった条件

宿泊日 2026年8月11日(火)〜8月12日(水)/1泊
部屋 ツイン
支払い マリオットボンヴォイのポイント 29,000ポイント
現金だと 14,000円ちょっと(ホテル側の説明による)
会員ステータス プラチナエリート

※以下はすべて、この1泊で実際に見聞きした範囲での内容です。時期やスタッフによって印象は変わる可能性があります。

浜松マリオットホテルの正面エントランス。MARRIOTT HAMAMATSUの銘板と黒い石壁
正面エントランス。ここだけ見ると期待が高まる

先に結論だけ:車で行く方は、駐車場は「3階」に停めてください。3階の渡り廊下がホテルに直結しています(屋根はないので雨の日は傘を)。詳しくは記事後半で説明します。

気になった点① 部屋のエアコンが効かない

いちばん困ったのがこれです。

エアコンをつけても、体感では部屋の温度がほとんど下がりませんでした。寒がりの同行者ですら「暑い」と言うほどです。効きの悪さに加えて、動作音も大きめでした。

フロントに伝えたところ「お部屋を変えましょうか」と提案してもらえたのですが、ホテル側から「他の部屋も同じような状況」との説明を受け、部屋替えは断念しました。

最終的に持ってきてもらえたのは、サーキュレーター2台です。夏にホテルへ泊まって、扇風機でしのぐことになるとは思いませんでした。これなら普通のビジネスホテルのほうが快適だった、というのが正直な感想です。

気になった点② フィットネスの管理

マシン自体はLife Fitnessでひととおり揃っています。ランニングマシン3台、レッグプレス、バイク、ケーブルマシン、ベンチ、バランスボール。設備だけ見れば悪くありません。

問題は管理のほうでした。

浜松マリオットホテルのフィットネス。ヘリンボーンの床とLife Fitnessのマシン
マシンはひととおり揃っている

扉がなく、誰でも入れる

フィットネスには扉がありません。私が確認した範囲では、ルームキーをかざすような入室制限も見当たりませんでした。ホテルの館内に入れば、そのまま使えてしまうように見えます。エレベーターにも、利用した範囲ではカードキーによる階の制限はありませんでした。

宿泊客だけが使える場所だと思って利用するところなので、ここは気になりました。

空調がなく、28度あった

滞在時、フィットネスは空調が効いている様子がありませんでした。置いてあった温度計を見たら28.1℃。立っているだけでも普通に暑い状態です。

室温28.1度、湿度43パーセントを示す温度計
8月11日15:38、28.1℃。運動する場所としては暑い

代わりに扇風機とスポットクーラーが持ち込まれていましたが、その足元の床に水がたまっていました。タオルが敷かれ、延長コードが床を這っています。

扇風機の足元。床に水が広がっている
扇風機の足元。床に水が広がっていた
スポットクーラーの裏。床が濡れ、タオルが敷かれ、延長コードが床を這っている
タオルで受けている状態。延長コードも床の上を通っている

衛生面

マシンには、前に使った方の汚れがうっすら残っていました。除菌用のアルコールティッシュは、私が利用した際は切れたままでした。さらに、使用済みタオルの回収ボックスに、使ったアルコールティッシュのゴミが一緒に捨てられていました。

気になった点③ 宿泊客以外の出入りと、ホテルの雰囲気

2階・3階には、一般企業や地元の青年会議所、ライオンズクラブなどの事務所が入っています(どういう契約なのかは分かりません)。そのため滞在中、宿泊客ではないと思われる方の出入りを何度も見かけました

滞在中には、工事業者の方がカラーコーンを持って、宿泊客用のエレベーターで1階と2階を行き来していました。工事業者の事務所のようなスペースもあります。

マリオットに泊まるとき、多少なりとも「非日常の空間」を期待します。今回はそれとは違い、落ち着かない時間が続きました。これまで修善寺のマリオットなど系列のホテルにも泊まってきましたが、こうした経験は初めてです。このホテルがどういうお客さんに向けたホテルなのか、私には最後まで分かりませんでした。

気になった点④ 水回り

部屋そのものは、フルリノベーションされているのでちゃんと新しくて綺麗です。臭いもありませんでした。

ただ、お風呂はユニットバスのようなタイプで、仕切りがカーテンではなくガラスです。そのガラスとガラスの隙間からお湯がこぼれて、床がびちゃびちゃになってしまいます

大浴場がないホテルなのに、部屋のお風呂がこういうタイプだと、シャワーを浴びるのも入浴するのも、正直すごく不快でした。

浜松マリオットホテルのツインルーム。ベッド2台と椅子2脚、丸テーブル
部屋はフルリノベーションされていて新しく綺麗

気になった点⑤ プラチナ特典と、朝食アップグレード

ウェルカムギフトは、自分たちにはありませんでした

プラチナエリートですが、お菓子などの品物のウェルカムギフトはありませんでした。他の方の動画では、開業当初に提供されていたようですが、今はないのかもしれない――そう思っていました。

ところが後日、同じ日にプラチナエリートで宿泊していた別の方の部屋には、ウェルカムギフトとしてフィナンシェが置かれていたという話を聞きました。つまり「今はもう出していない」のではなく、出す部屋と出さない部屋があったということです。同じ条件・同じ日の宿泊で対応が分かれたのは、非常に残念です。オペレーションがきちんと改善されているのか、正直不審が残ります。特典は次の選択式でした。

「1,000ポイント」か「レストラン朝食へのアップグレード」か

チェックイン時に、マリオットポイント1,000ポイントか、レストラン朝食へのアップグレードのどちらかを選べると案内されました。今回は朝食を選びました。

結論として、違いがまったく分かりませんでした。

両方の会場を見せてもらったうえで、レストランのほうで食べています。通常の朝食会場との違いといえば、エッグステーションで卵を焼いてくれる人がいるかいないか、その程度に感じました。洋食やパンの種類が多い、会場が広いというメリットはありますが、アップグレードした価値は感じられませんでした。

正直なところ、一般的なビジネスホテルの朝食と大きな違いは感じられませんでした。あの内容なら、私は和食しか食べないと思います。

次に泊まる機会があれば、迷わず1,000ポイントを選びます。

M Club のカクテルタイム

エグゼクティブラウンジ「M Club」は12階にあります。カクテルタイムは、もともとお腹をいっぱいにするためのものではありません。その趣旨として考えれば、量は十分だと個人的には思います。今回の滞在で数少ない、不満のなかった部分です。

気になった点⑥ チェックイン時のコミュニケーション

ホテルの入口に車を横付けしましたが、スタッフの出迎えは特にありませんでした。駐車場の案内もなかったため、その場でスマートフォンで調べて、自分で立体駐車場に車を停めています。

チェックインのとき、こちらの意図がきちんと伝わっているか不安になる場面がありました。細かい要望を伝えるのに、何度か言い直しが必要でした。チェックアウトの日は問題ありませんでしたが、後述するとおり、今回の滞在でいちばん引っかかったのは実はこの部分です。

これから泊まる方へ|知っておくと役に立つこと

駐車場は「3階」に停めてください

お世辞にも分かりやすい導線とは言えません。ホテル側からの案内は特になく、これは実際に自分で試して分かったことです。

隣接する立体駐車場は4層あります。3階からホテルへ渡り廊下が伸びていて、そのままホテルのフロアに入れます。ここを通るのがいちばん楽ですが、そのことを示す案内板の類は見当たりませんでした。

私は1階に停めてしまい、いったん下の道に出て、階段を上ってホテルへ向かうことになりました。荷物があると地味に大変です。

ひとつ注意点があって、この渡り廊下に屋根はありません。手すりがあるだけなので、雨の日は濡れます。傘を用意してください。

浜松マリオットホテルに隣接する4層の立体駐車場と、ホテルへ続く階段
隣接する立体駐車場。3階から渡り廊下でホテルにつながっている

もうひとつ気になったのが、駐車場からホテルへ向かう通路が昼間でも薄暗いこと。昔ながらの蛍光灯のような照明で、日中に歩いても暗く感じます。

繁華街までは徒歩15分ほど

「立地がとてもいい」とは言いにくい場所です。浜松の繁華街(有楽街)まで歩くと、大人の足でも15分ほどかかります。涼しい時間帯ならちょうどいい散歩の距離ですが、真夏や雨の日はタクシーを考えたほうがいいでしょう。

浜松駅からはタクシーで5〜10分ほどです。無料送迎バスは「平日・予約制で運行」という案内が旅行会社のサイトにありますが、マリオット公式サイトには「シャトルサービスなし」と書かれていて情報が食い違っています。利用したい方は、事前にホテルへ直接確認してください。

旧グランドホテルの面影が残るアトリウム

建物の一部には、リニューアル前の面影がそのまま残っています。巨大な吹き抜けのアトリウム、白いガゼボ、大階段。ここだけは独特の空間です。

浜松らしいと思ったのが、スズキの船外機が展示されていること。ホテルというより、地域の施設という趣きでした。

浜松マリオットホテルの吹き抜けアトリウム。白いガゼボと大階段
吹き抜けのアトリウム。旧グランドホテル浜松の面影が濃く残る

ホテルの基本情報

名称 浜松マリオットホテル
開業 2026年5月1日(旧グランドホテル浜松をリニューアル)
所在地 静岡県浜松市中央区東伊場1-3-1
客室数 236室(スイート含む)
レストラン ロチェスター(オールデイダイニング)/グレートルーム(ラウンジ&パティスリー)/いなんば(割烹・しゃぶしゃぶ・鉄板焼)/聴涛館(料亭)
ラウンジ エグゼクティブラウンジ「M Club」(12階)
プール 当面の間 休止
アクセス JR浜松駅北口から徒歩約20分/タクシー5〜10分ほど/無料送迎バスは要事前確認(公式と旅行会社で案内が異なる)
運営 ホテルマネージメントインターナショナル株式会社

まとめ|今のところ、もう一度泊まる予定はありません

同じ県内に住んでいるので、今回は「試しに」泊まってみました。結論として、今後泊まることはないと思います。理由を順に書きます。

いちばんの理由は、接客・ホスピタリティです。チェックイン時にこちらの意図が伝わらない場面が重なり、要望ひとつ伝えるのにも苦労しました。個人的な感想として率直に書けば、マリオットの看板に見合う接客とは思えませんでした。

次に空調。客室もフィットネスも暑く、客室ではサーキュレーター、フィットネスでは扇風機とスポットクーラーでしのぐ状態でした。動作音も大きめです。ただ、空調がすべてというわけではなく、あくまで理由のひとつです。

プラチナ特典でよかったと言えるのは、M Club(クラブラウンジ)を無料で使えたことくらいです。

フェアに書いておくと、部屋そのものは新しく綺麗で、匂いも問題ありませんでした。

もし今から泊まるのであれば、涼しい季節を選ぶこと、朝食アップグレードではなく1,000ポイントを選ぶこと、駐車場は3階に停めること。この3つは覚えておいて損はありません。

なお、これは2026年8月の1泊で感じたことです。開業からまだ日が浅いホテルなので、今後改善されていく可能性は十分にあります。

浜松のホテルを比べて選ぶ

浜松駅周辺には他にも宿泊先があります。料金や口コミを見比べてから決めるのがおすすめです。

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よくある質問(FAQ)

Q. 駐車場は何階に停めるのがいいですか?

3階です。3階からホテルへ渡り廊下が伸びていて、ホテルと同じ階に着きます。1階に停めると、いったん下の道に出て階段を上ることになります。渡り廊下に屋根はないので、雨の日は傘が必要です。

Q. プラチナ特典は何がもらえますか?

今回の滞在では、チェックイン時に「マリオットポイント1,000ポイント」か「レストラン朝食へのアップグレード」のどちらかを選ぶ形でした。ウェルカムギフトはありませんでした。

Q. 朝食のアップグレードは選ぶ価値がありますか?

今回の印象では、違いはほとんど感じられませんでした。エッグステーションの有無や、洋食・パンの種類、会場の広さといった差はありますが、私であれば1,000ポイントを選びます。

Q. 大浴場はありますか?

ありません。客室のお風呂はユニットバスです。

Q. 繁華街まで歩けますか?

浜松の繁華街(有楽街)まで、大人の足で15分ほどです。歩けない距離ではありませんが、真夏や雨の日はタクシーがおすすめです。

※この記事は2026年8月11日〜12日に実際に宿泊した際の記録です。設備・サービス・料金は変更されることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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