「今年こそ富士山に登る!」と毎年言い続けて早5年、というあなた。
2026年の富士山はルールが厳しくなっているので、ノリと勢いだけでは登れません。
入山料4,000円、弾丸登山NG、人数制限あり。もはや「日本一高い有料アトラクション」と言っても過言ではない富士山の最新ルールを、静岡県側を中心に徹底解説します。
2026年の開山期間を押さえる
富士山の登山シーズンは例年7月上旬〜9月上旬。
4つの登山ルートごとに開山日が異なるので要注意です。
| ルート | 開山期間(2026年) | 登山口 | 所在 |
|---|---|---|---|
| 吉田ルート | 7月1日〜9月10日 | 富士スバルライン五合目 | 山梨県側 |
| 富士宮ルート | 7月10日〜9月10日 | 富士宮口五合目 | 静岡県側 |
| 須走ルート | 7月1日〜9月10日 | 須走口五合目 | 静岡県側 |
| 御殿場ルート | 7月10日〜9月10日 | 御殿場口新五合目 | 静岡県側 |
静岡県側の3ルートは山梨県側より少し遅れて開山します。
「待ちきれない!」という気持ちはわかりますが、開山前の登山は極めて危険なのでやめましょう。
弾丸登山は完全NG|ゲート閉鎖の仕組みを理解する

かつては「夜中に登り始めて御来光を見て帰る」という弾丸登山が横行していました。
しかし、高山病や低体温症による事故が続出したため、現在は全ルート共通で14:00〜翌3:00までゲートが閉鎖されます。
この時間帯に通過できるのは山小屋の予約確認書を持っている人だけ。
つまり「泊まらないと登れない」仕組みになったわけです。山小屋は人気シーズンにはすぐ満室になるので、計画は早めに。
🗻 山小屋予約は6月から埋まる|行動は今日
2026年は弾丸登山禁止のため、山小屋予約=登頂チケット。富士宮口・須走口・御殿場口の山小屋公式予約サイトは5月中旬から受付スタート。週末枠は数時間で埋まります。「日程候補だけでも今夜押さえる」が正解です。
入山料と人数制限の最新ルール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入山料(通行料) | 全ルート一律 4,000円 |
| 人数制限(吉田ルート) | 1日4,000人(定員到達で16時前でもゲート閉鎖) |
| 支払い方法 | 現金・クレジットカード・電子マネー |
※以前あった「富士山保全協力金(任意1,000円)」は2025年度から廃止され、通行料4,000円に一本化されています。
入山料4,000円は「高い」と思うかもしれませんが、登山道の整備・トイレの維持・救助体制の確保に使われています。
世界遺産を守るための必要経費と思えば安いもの。むしろ「日本一の山に4,000円で登れる」と考えるべきでしょう。
マイカー規制の詳細を確認する
富士山は登山シーズン中、マイカーで五合目まで行けません(御殿場ルートを除く)。
シャトルバスまたはタクシーを利用する必要があります。
| 路線 | 規制期間 | 駐車場 | バス料金(往復) |
|---|---|---|---|
| 富士スバルライン | 7月3日18時〜9月10日18時 | 富士山パーキング | 約3,000円 |
| 富士宮口 | 7月10日9時〜9月10日18時 | 水ヶ塚駐車場 | 約2,400円 |
| 須走口 | 7月1日正午〜9月10日18時 | 須走多用途広場 | 約2,100円 |
| 御殿場口 | 規制なし | 御殿場口新五合目駐車場 | − |
御殿場ルートだけマイカー規制がないのは、五合目の標高が1,440mと他ルートより低く、山頂までの距離が長いため混雑しにくいから。
逆に言えば「上級者向け」のルートなので、初心者は素直にバスに乗りましょう。
静岡県側ルートを選び分ける

富士宮ルート(初心者〜中級者)
五合目の標高が2,400mと最も高く、山頂までの距離が最短。
ただし急登が多いので体力は必要です。「最短距離で登りたい」派におすすめ。
須走ルート(中級者)
樹林帯を抜けるルートで自然を満喫できます。
下山時の「砂走り」は一歩で数メートル進む爽快感がクセになる。ただし八合目から吉田ルートと合流するので混雑注意。
御殿場ルート(上級者)
標高差約2,300m、片道約11km。
圧倒的にキツいですが、人が少なく静かな登山が楽しめます。下山の「大砂走り」は砂の斜面を一気に駆け下りる富士山最高のアトラクション。
持ち物チェックリストで装備を固める
| 必須 | あると便利 | 絶対ダメ |
|---|---|---|
| レインウェア(上下) | 酸素缶 | ジーンズ(濡れると地獄) |
| ヘッドランプ | ゲイター | コットン素材の下着 |
| 防寒着(ダウン) | トレッキングポール | サンダル・スニーカー |
| 水分2L以上 | 日焼け止め | 傘(強風で壊れます) |
| 行動食 | 100円玉大量(トイレ用) | 大きなスーツケース |
まとめ|行動した人だけが頂に立てる
2026年の富士山は「準備した人だけが楽しめる山」になりました。
弾丸登山禁止、入山料4,000円、山小屋予約必須。ハードルは上がりましたが、逆に言えばしっかり準備すれば安全に最高の体験ができるということ。
山小屋の予約は6月から埋まり始めるので、この記事を読んだ今が行動のタイミングです。日本一の頂から見る御来光、一生に一度は自分の目で見てほしい。


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