導入
夏の夜、歴史ある城を背景にして、無数の光が一斉に夜空へと舞い上がる。そんな幻想的な光景を静岡県内で体験できるのが「静岡ランタン」と「浜松ランタン」です。2026年は浜松城公園と駿府城公園という、県内を代表するふたつの城跡公園を舞台に開催されます。参加者一人ひとりが手にしたランタンが、司会の合図でいっせいに手を離れ、暗い夜空へと吸い込まれていく瞬間は、写真や動画では伝えきれない感動があります。
このイベントの特徴は、火を使わないLEDタイプのランタンを用いる点にあります。従来のように紙と炎で浮かべるスカイランタンとは異なり、安全性と環境への配慮を両立させた仕組みが採用されています。城のライトアップや夜景と組み合わさることで、静岡ならではの「映える」夏の一夜を演出してくれます。この記事では、開催日程・会場・チケット・アクセス、そして写真の撮り方までを、現時点でわかっている情報をもとに整理してお伝えします。時刻や料金など変動しうる項目は「例年」の傾向としてご紹介し、最新情報は必ず公式サイト(event.e-lantern.jp)でご確認いただく前提でまとめています。
開催日程・会場
2026年の静岡県内での開催は、浜松と静岡の2会場・計4日程が予定されています。浜松ランタンは浜松城公園、静岡ランタンは駿府城公園が舞台です。とくに静岡ランタンはお盆の時期に重なるため、帰省で静岡に戻ってくる方や、夏休みの家族の思い出づくりにも組み込みやすい日程になっています。
| イベント名 | 会場 | 開催日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 浜松ランタン | 浜松城公園(浜松市) | 2026年7月18日(土)/8月29日(土) | 夏に2回開催 |
| 静岡ランタン | 駿府城公園(静岡市葵区) | 2026年8月14日(金)/8月15日(土) | お盆開催・帰省客にもおすすめ |
主催は日本e-ランタン協会です。いずれの回もチケット制で、当日券に頼らず事前購入が基本となります。開催時間については、例年、夏の回は受付が18時台から始まり、ランタンの打ち上げは19時台に行われる流れが多く見られます。ただし、これはあくまで例年の傾向であり、日没時刻や当日の運営によって前後します。正確な受付・打ち上げの時刻は、必ず公式サイト(event.e-lantern.jp)でご確認ください。雨天時の対応や順延の有無なども公式の告知が最優先です。

どんなイベント?(LEDランタンの仕組み)
このイベントで使われるのは、火を一切使わないLEDランタンです。一般的にスカイランタンというと、内部で炎を燃やして熱で浮かせる紙製のものを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかしそれには火の粉や落下、火災のリスクがつきまといます。静岡ランタン・浜松ランタンでは、そうした危険を避けるために、電池で光るLEDを内蔵したランタンを採用しています。
では、火を使わずにどうやって空へ浮かべるのかというと、ヘリウムガスの浮力を利用します。風船と同じ原理で、ガスの力によってランタンがふわりと上昇していく仕組みです。さらに、それぞれのランタンには糸が付けられており、打ち上げたあとに糸をたぐって回収できる設計になっています。空に放しっぱなしにせず、確実に手元へ戻せるため、環境への負担を抑えられるのが大きな利点です。
当日は、参加者がそれぞれのランタンを手に持って待機し、司会の合図とともに、いっせいに手を離します。数百、数千という光がそろって夜空へ昇っていく様子は圧巻で、城の輪郭とあいまって、静岡の夏の夜にしか見られない一場面をつくり出します。火を使わないからこそ小さなお子さま連れでも参加しやすく、安全に非日常の光景を楽しめるのがこのイベントの魅力です。
チケットと料金
静岡ランタン・浜松ランタンは、どちらもチケット制のイベントです。チケットはPassMarket(パスマーケット)を通じて事前に購入する形が基本で、当日ふらりと立ち寄って参加する形式ではありません。人数に応じたプランが用意されているため、家族連れやグループでも参加しやすくなっています。
例年の料金の目安としては、ランタン1基につき最大4名まで入場できるプランがおよそ4,980円から、ランタン2基につき最大6名まで入場できるプランがおよそ7,980円からとなっています。いずれも「〜」表記のとおり下限の目安であり、開催回や販売時期によって金額は変わります。実際の価格・プラン内容・入場可能人数は、必ず最新の公式情報(event.e-lantern.jp/PassMarketの販売ページ)でご確認ください。
このイベントは会場の収容や運営の都合から販売数に限りがあり、人気の回は早い段階で売り切れることが珍しくありません。とくにお盆に重なる静岡ランタン(8月14日・15日)は、帰省客や観光客の需要も見込まれます。参加を決めたら、できるだけ早めにチケットを確保しておくことをおすすめします。売り切れてしまうと当日券での参加はできないと考えておくのが安全です。

映える写真の撮り方
せっかく参加するなら、あの幻想的な一瞬をきれいに残したいものです。ここでは特別な機材がなくても実践できる、一般的な撮影のコツをまとめます。
まず狙うべきは、待機列や打ち上げ前ではなく、ランタンがいっせいに手を離れて昇っていく「その瞬間」です。光が動き出す前の静かな待機時間より、無数の光が空へ広がる瞬間のほうが圧倒的に絵になります。合図のタイミングを事前に意識しておき、シャッターチャンスを逃さないようにしましょう。
次に、構図には城を取り入れるのがおすすめです。浜松城や駿府城の輪郭、あるいは石垣やライトアップをフレームの中に入れることで、「ここが静岡・浜松である」という物語性が生まれ、ただの光の写真から一歩抜けた一枚になります。ランタンだけを撮るよりも、城と光を一緒に収めることを意識してみてください。
スマートフォンで撮る場合は、暗所に強い夜景モード(ナイトモード)を活用し、連写機能で複数枚を一気に押さえると、ブレの少ないベストショットを選びやすくなります。光が動く被写体なので、1枚だけを狙うより数打つほうが成功率は上がります。手ブレを抑えるために脇を締めて構える、あるいは柵や手すりに肘を固定するといった工夫も効果的です。三脚が使える場合は持参すると、より安定した長秒露光にも挑戦できます。周囲の参加者の妨げにならない範囲で、思い出の一枚を狙ってみてください。
アクセス・駐車場
浜松ランタンの会場である浜松城公園へは、JR浜松駅が最寄りとなります。駅からはバスの利用が便利で、天候や体力に応じて徒歩でも向かえる距離にあります。徳川家康ゆかりの浜松城を中心とした公園で、日中に周辺を散策してから夜のランタンに臨むという楽しみ方もできます。
静岡ランタンの会場である駿府城公園へは、JR静岡駅から徒歩およそ15分です。静岡市の中心市街地に位置しているため、電車でのアクセスがしやすく、周辺には飲食店や商業施設も多くそろっています。イベント前に食事や買い物を済ませてから会場入りするのにも便利な立地です。
いずれの会場も、夜間の開催となるうえ来場者が集中するため、公共交通機関の利用が推奨されます。専用駐車場の有無や周辺の駐車場事情は回によって異なるため、車で向かう場合は事前に確認しておきましょう。また、打ち上げが夜19時台以降になることを踏まえ、帰りの電車やバスの最終時刻をあらかじめチェックしておくと安心です。会場周辺は暗くなるため、足元に気をつけて移動してください。混雑を避けたい場合は、早めの到着と時間に余裕を持った行動計画をおすすめします。
あわせて楽しむ(静岡・浜松の夏)
ランタンイベントと同じ夏のシーズンには、静岡県内で楽しめる催しがほかにもたくさんあります。夜空を彩るという点で相性がよいのが花火大会です。県内各地の花火情報をまとめた静岡の花火大会2026|36選をあわせてチェックしておくと、夏の夜のお出かけ計画がぐっと立てやすくなります。ランタンと花火、両方の光を楽しむ夏にするのもおすすめです。
また、静岡ランタンの会場である駿府城公園そのものも、静岡市を代表する観光スポットです。イベント当日だけでなく、日中に園内をゆっくり巡ってみたい方は駿府城公園ガイドを参考にしてみてください。歴史散策とランタン鑑賞を組み合わせれば、静岡の夏を一日たっぷり味わえます。
まとめ
静岡ランタン・浜松ランタン2026は、浜松城公園(7月18日・8月29日)と駿府城公園(8月14日・15日)を舞台に、火を使わないLEDランタンを夜空へ放つ幻想的なイベントです。ヘリウムの浮力で浮かび、糸で回収できる安全・環境配慮型の仕組みにより、小さなお子さま連れでも安心して参加できます。チケットはPassMarketでの事前購入が基本で、人気の回は早期に売り切れることもあるため、参加を決めたら早めの確保が肝心です。時刻や料金など変動しうる情報は、必ず公式サイト(event.e-lantern.jp)で最新の内容をご確認ください。城の夜空に無数の光が舞う特別な一夜を、この夏の思い出に加えてみてはいかがでしょうか。
静岡・浜松の旅の拠点に
ランタンの夜は前泊・後泊がおすすめ。静岡・浜松エリアの宿を楽天トラベルでチェックできます。
※当サイトは楽天アフィリエイトプログラムに参加しています


コメント