相模湾の海すれすれを走るリゾート列車、全駅から富士山が見える工場夜景の電車、深い山あいを登るSL——。東西に長い静岡は、個性ゆたかなローカル鉄道の宝庫です。この記事では、乗ること自体が旅になる静岡のローカル鉄道・絶景列車を、地元目線でまとめました。(運行ダイヤ・観光列車の運転日・運賃は変わりやすいので、お出かけ前に必ず各社の公式でご確認ください。)
伊豆急行|相模湾の絶景を走る「リゾート21」
伊東から伊豆急下田までを、相模湾の海岸線に沿って走る人気路線。海側を向いた座席で知られる「リゾート21」、黒船来航にちなんだ黒塗りの「黒船電車」、金目鯛をデザインした「キンメ電車」など、乗るだけで楽しい列車がそろいます。車窓いっぱいに広がる海の眺めは、伊豆旅のハイライト。どの列車がどの便に入るかはダイヤ改正で変わるので、お目当てがある場合は公式の運行予定をご確認ください。
岳南電車|全駅から富士山&工場夜景の「夜景電車」
富士市の吉原〜岳南江尾を結ぶ短い路線ながら、全駅から富士山が見えるとPRされる絶景路線。沿線には製紙工場が立ち並び、夜になると幻想的な工場夜景が広がります。これを車内から楽しむ「夜景電車」は、運転日が限られる(例年春〜初夏の土曜など)特別運行なので、乗りたい方は事前に運転日・予約方法を公式でご確認ください。昼間の富士山ビューも見ものです。
大井川鐵道|SLと「奥大井湖上駅」のアプト式
本物のSL(蒸気機関車)が走ることで全国的に知られる鉄道。さらに井川線(南アルプスあぷとライン)は、日本唯一のアプト式で急勾配を登り、湖に浮かぶような「奥大井湖上駅」の絶景へ。ただし大井川本線は災害の影響で一部区間がバス代行となっているほか、井川線は2026年に予約制のツアー列車へ移行するなど運行形態が変わっています。SLの運転日も限られるため、計画前に必ず最新の運行情報をご確認ください。

天竜浜名湖鉄道|文化財の木造駅舎が並ぶ天浜線
掛川〜新所原をのんびり結ぶ「天浜線」。国の登録有形文化財に指定された木造駅舎が数多く残り、転車台が見られる天竜二俣駅などレトロな魅力にあふれます。田園や浜名湖畔をゆく車窓も心地よく、ローカル線らしい時間が流れます。ラッピング列車や観光企画は運転日が限られる場合があります。
暮らしに根ざした私鉄|伊豆箱根鉄道・遠州鉄道・静岡鉄道
三島から修善寺へ向かう伊豆箱根鉄道 駿豆線は、沿線の一部から富士山を望める通勤・観光路線。浜松の遠州鉄道(赤電)、静岡市と清水を結ぶ静岡鉄道(静鉄)は、地域の暮らしを支える足。観光路線ではありませんが、街歩きとあわせて“乗り鉄”を楽しむのもおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q. 海の絶景を楽しめる列車はどれですか?
A. 伊豆急行の「リゾート21」が、相模湾の海岸線を走る海側座席で人気です。黒船電車・キンメ電車などユニークな車両も走ります。
Q. 大井川鐵道のSLは毎日走っていますか?
A. いいえ、運転日が限られます。また大井川本線は一部区間がバス代行、井川線は2026年に予約制ツアー列車へ移行するなど運行形態が変わっているため、必ず公式の最新運行情報をご確認ください。
Q. 岳南電車の夜景電車はいつでも乗れますか?
A. 運転日が限られる特別運行です。例年春〜初夏の土曜などに運行され、予約方法も決まっているため、事前に岳南電車の公式でご確認ください。
Q. ローカル線めぐりの注意点は?
A. 観光列車やSLは運転日・ダイヤが変わりやすく、災害で運休・バス代行になることもあります。具体的な発車時刻は公開時点と異なる場合があるので、当日の最新情報を必ずご確認ください。
まとめ
海沿いを走るリゾート列車、富士山と工場夜景、山あいのSLとアプト式——静岡のローカル鉄道は、それぞれにまったく違う表情を見せてくれます。乗ること自体が旅の目的になる路線ばかり。運行日やダイヤは変わりやすいので、最新情報を確認して、お気に入りの一本に乗りに出かけてみてください。
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画像出典:伊豆急行 リゾート21 = Rsa(CC BY-SA 3.0)
大井川鐵道のSL = closer009(CC BY 2.0)(Wikimedia Commons)


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