周智郡森町の三島神社で行われる御祭禮、通称「森のまつり」の2026年の日程は、11月6日(金)から8日(日)までです。三島神社の公式サイトに載っている「令和八年・三島神社年間行事」に、11月6日(金)〜8日(日)と書かれています。
14社(町内)の二輪屋台が町なかを曳き回り、夜には町の中心部で「練り」が行われます。公式サイトが「森の喧嘩まつり」と呼ばれると説明している祭りです。この記事では、三島神社公式サイトの「祭事・行事」「三島神社御祭禮」の各ページと、森町観光協会のイベント案内に書かれている内容を整理しました。
2026年の森のまつりは11月6日(金)〜8日(日)
| 日程 | 2026年11月6日(金)〜8日(日) |
|---|---|
| 会場 | 三島神社(周智郡森町森字三島山363-1-2)と森町の中心部 |
| 御旅所 | 金守神社 |
| 屋台 | 14社(町内)の二輪屋台 |
三島神社公式サイト「令和八年・三島神社年間行事」「三島神社御祭禮」の記載。2026年9月時点
三島神社の御祭禮は「毎年十一月の第一金〜日(年度によっては変更あり)」に行われると公式サイトに書かれています。2026年11月の第1金曜日は6日にあたり、年間行事表の日付とも一致します。森町観光協会のイベント一覧でも、森のまつりの開催時期は「11月 第1金曜日〜日曜日」と案内されています。
なお、2026年の詳しい時間割を載せたチラシは、2026年9月時点ではまだ公開されていません。前回(令和7年・2025年)は三島神社の公式サイトで祭禮行事の時間割とチラシのPDFが公開されました。出かける前に公式サイトで2026年分を確認してください。
三日間の流れは、初日正午の「祭典開始宣言式」から

三島神社公式サイトに掲載されている、三日間の主な行事は次のとおりです。
| 行事 | 時刻(公式サイトの記載) | 内容 |
|---|---|---|
| 安全祈願祭(祭典開始宣言式) | 初日・正午 | 正午を期して祭典開始を宣言。森のまつり囃子の奉納と、三島神社に集まった町内の屋台の清祓い、新氏子の受け入れ |
| 例大祭(本祭) | 二日目・午前9時半 | 五穀豊穣を祝い氏子の安泰を祈願。氏子町内の屋台によるお囃子の奉納 |
| 神幸祭 | 二日目・午後1時 | 御祭神が御神輿に移り、氏子町内を巡行。14台の屋台が供奉する |
| 還幸祭 | 三日目・正午 | 御神輿が御旅所から三島神社本社へ還御。渡御と同じく14台の屋台が供奉する |
| 舞児還し | 三日目・午後6時 | 三日間神社に仕えた舞児を各自宅へ送り届ける伝統の祭事 |
三島神社公式サイト「三島神社御祭禮」の記載。2026年9月時点
参考として、前回(令和7年・2025年11月7〜9日)に公式サイトで公開されていた時間割は次のとおりです。2026年も同じとは限りません。
| 日 | 時刻 | 行事 |
|---|---|---|
| 初日 | 午前11時半 | 御幣授与祭 |
| 初日 | 正午 | 安全祈願祭(祭典開始宣言式) |
| 初日 | 午後0時半頃 | 屋台清祓い(14社) |
| 初日 | 午後1時半 | 新氏子奉告祭・七五三祭 |
| 初日 | 午後3時/午後5時 | 金守神社 餅配り/本祭 |
| 二日目 | 午前9時半 | 本祭(朝日舞・乙女神楽舞・豊栄舞の奉納) |
| 二日目 | 午後1時40分 | 渡御・出発(三島神社→金守神社) |
| 二日目 | 午後3時頃 | 神幸御旅所祭(金守神社) |
| 三日目 | 正午/午後0時半 | 還幸祭/還御・出発(金守神社→三島神社) |
| 三日目 | 午後2時頃 | 終祭 |
| 三日目 | 午後4時半 | 舞児還し式 |
| 三日目 | 午後6時 | 舞児還し 出発 |
三島神社公式サイト「令和七年度 三島神社・御祭禮行事」の記載
前回は最終日に悪天候が予想されたため、御旅所からの神輿還御を二日目の御旅所祭の後に繰り上げて行ったと公式サイトに記されています。
14社の二輪屋台と、夜の「練り」
祭典中に曳き回されるのは14社(町内)の二輪屋台です。公式サイトは「豪華絢爛な二輪屋台」「『森の喧嘩まつり』と呼ばれるほどの勇壮な屋台の曳き廻し」「町の中心部で行なわれる『練り』」と説明しています。
夜の様子について、公式サイトは「三日間を通して、夜には提灯に浮き出された豪華な屋台が町内のあちこちで出会い、勇壮な練りが行われます」と案内しています。最終日については「舞児還しの余波を受けて、若衆の熱気と意気が渦巻く森の喧嘩祭りのクライマックスを迎えます」と書かれています。
初日の御幣授与祭に参列する氏子十社は、公式サイトに次の名前が挙げられています。
| 氏子十社 | 水哉社・北街社・明開社・比雲社・沿海社・桑水社・藤雲社・鳳雲社・龍生社・湧水社 |
|---|
三島神社公式サイト「令和七年度 三島神社・御祭禮行事」の記載
屋台の曳き回しルートや時間帯までは公式サイトに掲載されていません。詳しくは森町観光協会(0538-85-6316)などに確認してください。
歴史と由来|江戸時代中期〜後期の二輪屋台と文久の大喧嘩
森のまつりは、森町の三島神社の秋の例祭です。始まった時期ははっきりしませんが、現在と同じ形式の二輪屋台は、江戸時代中期から後期には登場していたとされています。遠州地方独特の二輪屋台は、御所車型と呼ばれます。屋台の上部には、跳高欄(欄干)で囲まれた「浜床」があり、山車人形を飾ります。森町には漆塗りの屋台が多く、独特の形から「森町型」と呼ばれています。
森のまつりの歴史には、文久3年(1863年)の「文久の大喧嘩」があります。秋葉神社の使者が町内を通った際に屋台が壊されたのをきっかけに、本町と下川原町の間で大規模な騒動が起こりました。この騒動以降、三島神社の祭りは明治初期まで中止されました。再開後も、狭い路地で二輪屋台どうしがすれ違う際の練り合いが続きました。こうした歴史から、「森の喧嘩まつり」とも呼ばれています。
祭りの最終日に行われる「舞児還し」は、1924年(大正13年)に、当時の三島神社の宮司が考案したと伝えられています。三島神社で舞楽を奉納した子ども(舞児)を、各町内の若衆が屋台の「手木」(屋台を引くための木材)を下ろさずに送り届けるという、森のまつり独自の風習です。
森のまつりの舞楽は比較的新しく始まった行事のため、国の重要無形民俗文化財には含まれていません。一方、森町の山名神社天王祭の舞楽は「遠江森町の舞楽」として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
出典:森町観光協会/三島神社/文化庁「文化遺産オンライン」
最終日の夕方、舞児を屋台の欄干に乗せて送る「舞児還し」

最終日に行われるのが「舞児還し」です。三日間、氏神に仕えた舞児(まいこ)を、各町内の屋台正面の欄干に乗せて自宅まで送り届ける祭事で、公式サイトは「他の地域では見られない、古来より伝わる独特の」行事と説明しています。
舞児が奉納するのは朝日舞、乙女神楽舞、浦安舞です。公式サイトには「年度によっては、豊栄舞、桃季霞舞(大人舞)という舞もあります」とも書かれています。前回は午後4時半から舞児還し式が行われ、午後5時40分に「男坂」で道開きの祓い、午後6時に舞児還しが出発しました。
森町へのアクセスは天浜線の遠州森駅と、新東名の遠州森町スマートIC

| 手段 | 森町観光協会の案内 |
|---|---|
| 鉄道 | 天竜浜名湖鉄道(天浜線)遠州森駅へは、電車・バスを利用して移動できる |
| 車 | 2014年から新東名高速道路「遠州森町スマートIC」が利用できる。ETC専用のインターチェンジ |
森町観光協会「交通案内」の記載。2026年9月時点
森のまつりの臨時駐車場や交通規制については、森町観光協会・森町・三島神社のいずれの公式サイトにも一覧の掲載がありません(2026年9月時点)。車で向かう場合は、駐車場や交通規制について森町観光協会(0538-85-6316)などに事前に確認してください。天浜線で向かう方法もあります。
同じ11月に森町で行われる行事
| 行事 | 時期 | 出典 |
|---|---|---|
| 七五三祭(三島神社) | 11月6日(金)午後1時半の新氏子奉告祭とあわせて、11月14日(土)・15日(日)の午前9時〜正午 | 三島神社「令和八年・三島神社年間行事」 |
| 本立寺お命講 | 11月12日 | 森町観光協会 イベント一覧 |
| もりもり2万人まつり&農協祭 | 11月中旬 | 森町観光協会 イベント一覧 |
| 大洞院紅葉祭 | 11月下旬 | 森町観光協会 イベント一覧 |
| 小國神社紅葉祭 | 11月下旬 | 森町観光協会 イベント一覧 |
森町観光協会のイベント一覧は日付ではなく「中旬」「下旬」と時期で案内されているものがあります。2026年の具体的な日程は、それぞれの主催者に確認してください。小國神社の紅葉については「小國神社の紅葉2026」でも取り上げています。
基本情報
| 行事名 | 三島神社御祭禮(森のまつり) |
|---|---|
| 2026年の日程 | 11月6日(金)〜8日(日) |
| 会場 | 三島神社と森町中心部、御旅所は金守神社 |
| 三島神社所在地 | 〒437-0215 静岡県周智郡森町森字三島山363-1-2 |
| 三島神社 電話 | 0538-85-2913 |
| 問い合わせ | 森町観光協会 0538-85-6316 |
| 観覧料 | 公式サイトに料金の記載なし |
| 駐車場・交通規制 | 公式サイトに案内なし(2026年9月時点) |
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年の森のまつりはいつですか?
A. 11月6日(金)から8日(日)までの三日間です。三島神社公式サイトの「令和八年・三島神社年間行事」に記載があります。
Q. 毎年いつ開催されますか?
A. 三島神社公式サイトには「毎年十一月の第一金〜日(年度によっては変更あり)」と書かれています。
Q. 屋台は何台出ますか?
A. 公式サイトでは「14社(町内)の二輪屋台」と案内されています。
Q. 舞児還しは何時からですか?
A. 公式サイトでは、舞児還しは三日目の午後6時と案内されています。前回は午後4時半から舞児還し式が行われ、午後6時に舞児還しが出発しました。2026年の詳しい時刻は公式サイトで確認してください。
Q. 駐車場はありますか?
A. 2026年9月時点では、公式サイトに臨時駐車場や交通規制の案内が掲載されていません。森町観光協会(0538-85-6316)に問い合わせてください。
まとめ
- 2026年の森のまつり(三島神社御祭禮)は11月6日(金)〜8日(日)。三島神社公式サイトの年間行事に記載
- 開催は毎年11月の第1金〜日。年度によって変更されることがある
- 14社(町内)の二輪屋台が町なかを曳き回り、町の中心部では「練り」が行われる。公式サイトは「森の喧嘩まつり」と呼ばれると説明している
- 公式サイトでは、三日目の午後6時に、舞児を屋台の欄干に乗せて自宅へ送る「舞児還し」を行うと案内
- 御旅所は金守神社。公式サイトでは、神輿は二日目に渡御し、三日目の正午から還幸祭を行うと案内
- 2026年の詳しい時間割と、臨時駐車場・交通規制の案内は9月時点で未公開
- アクセスは天浜線の遠州森駅、車は新東名「遠州森町スマートIC」(ETC専用)
※この記事は2026年9月時点で三島神社および森町観光協会の公式サイトに掲載されていた内容をもとにしています。日程や進行は変わることがあるため、出かける前に公式サイトでご確認ください。
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写真:Wikimedia Commons(Asturio Cantabrio/CC BY-SA 4.0)


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