朝5時の伊勢の神宮へ|静岡から前泊して内宮・赤福・外宮を巡った早朝参拝記

夜明け前の伊勢の神宮 内宮 宇治橋の鳥居 イベント・お出かけ

「伊勢の神宮は混む」。そう思っていました。

内宮周辺は、日中や繁忙期には駐車場や参道が混雑することがあります。

今回は静岡から前日に三重県入りし、翌朝4時40分にホテルを出発。内宮の開門に合わせて参拝してきました。早朝の境内は静かで、落ち着いて歩くことができました。

駐車場には十分な空きがあり、内宮と外宮を回って駐車料金は合計100円でした。


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なぜ早朝なのか|4時40分にホテルを出た

前泊したのは、三重県多気郡大台町のフェアフィールド・バイ・マリオット・三重奥伊勢おおだいです。

この日の伊勢市の日の出は5時24分(国立天文台の計算値)。夜明け前の内宮を歩けるよう、到着時間から逆算して4時40分に出発しました。宇治橋に着いた頃は、まだ夜が明けきる前でした。

伊勢神宮の参拝時間は、公式サイトによると次のとおりです。

参拝時間
1月・2月・3月・4月・9月午前5時〜午後6時
5月・6月・7月・8月午前5時〜午後7時
10月・11月・12月午前5時〜午後5時

閉門の時刻は季節で変わりますが、開門は通常、午前5時です。なお、正月期間は変更があります。

早朝参拝といっても特別な参拝方法ではなく、通常の参拝時間内です。つまり、開門直後から参拝するということです。


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フェアフィールド・バイ・マリオット・三重奥伊勢おおだい

今回泊まったのはここです。内宮まで車で約1時間、4時台に出発できました。

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内宮の駐車場|A1・A2ともに空いていた

内宮の周辺には市営の駐車場がいくつかあります。今回停めたのは内宮A駐車場

到着は5時台。A1・A2ともに十分な空きがありました。

内宮A駐車場の料金と台数

内宮A1(内宮前第1駐車場)入庫・出庫とも終日
内宮A2(内宮前第2駐車場)入庫 5:00〜19:00/出庫は終日
料金1時間まで無料
1時間を超え2時間まで(07:00〜17:00の入庫500円
2時間以降30分ごとに100円
17:00〜翌7:00の入庫1時間を超え2時間まで100円

5時前に到着する場合は、終日入庫できるA1を利用できます。A2の入庫は5時からです。

1時間停めて、100円だった

内宮の参拝と赤福本店への立ち寄りを合わせて、滞在は約1時間。支払った駐車料金は——100円でした。

伊勢市の条例では、17:00〜翌7:00に入庫した場合、1時間を超え2時間までの料金は100円と定められています。今回の支払額と一致します。

日中に停めれば、1〜2時間で500円、それ以降は30分ごとに100円が加算されます。


宇治橋の鳥居|空がまだ青い時間

宇治橋の前に立つ鳥居。ここが内宮の入口です。

到着したときはまだ街灯が灯っていて、空は青みを帯びていました。早朝ならではの静けさと相まって、日中とは違う景色に見えました。

宇治橋を渡ると、玉砂利の参道が続きます。五十鈴川の御手洗場では、水に手を浸して清められます。


御正宮|石段の上は撮影禁止

御正宮への石段。早朝は人がほとんどいない
御正宮への石段(編集部撮影)

参道を進んだ先にあるのが、天照大御神をお祀りする内宮の御正宮です。

石段の先に社殿があります。御正宮では石段から上の撮影はできないため、その先の景色は参拝時に自分の目で見ることになります。参拝者が少ない早朝は、落ち着いて向き合えました。


【知らないと通り過ぎる】御正宮の東側にある、2033年の式年遷宮の御敷地

第六十三回 式年遷宮御敷地の標柱
第六十三回 式年遷宮御敷地の標柱(編集部撮影)

御正宮の東側には、白い玉砂利が敷かれた広い御敷地があります。次の式年遷宮で新宮が建てられる場所です。

そこには「令和十五年 第六十三回 式年遷宮御敷地」と書かれた標柱が立っています。

20年に一度、社殿などを新しくする

伊勢神宮の公式サイトは、式年遷宮をこう説明しています。

20年に一度、社殿をはじめ全てを新しくして、大御神に新宮へお遷りいただくわが国最大のお祭り

また、次回の式年遷宮については、次のように案内されています。

令和15年秋の最も重要な儀式「遷御の儀」に向け、令和7年より関連のお祭りと行事が始まります

つまり、

  • 次の遷御の儀は令和15年(2033年)秋の予定
  • 準備の行事は令和7年(2025年)からすでに始まっている

背景を知らなければ、何も建っていない敷地として通り過ぎてしまうかもしれません。背景を知ってから見ると、式年遷宮までの過程を感じられる場所に見えてきます。

境内には奉賛を呼びかける案内板も立っていました。


荒祭宮|内宮の別宮のうち、第一とされるお宮

別宮 荒祭宮の案内板
別宮 荒祭宮の案内板(編集部撮影)

御正宮のあと、荒祭宮(あらまつりのみや)へ向かいました。

伊勢神宮の公式サイトによると、

荒祭宮は、内宮に所属する10所の別宮のうち、第一としています

御祭神は天照大御神荒御魂(あまてらすおおみかみのあらみたま)。公式は荒御魂を「格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働き」と説明しています。

「個人的なお願いは荒祭宮で」は本当か

観光サイトなどでは「正宮では日々の感謝を伝え、個人的な願いは荒祭宮で」と紹介されることがよくあります。

ただし、伊勢神宮の公式サイトの「よくあるご質問」には、この作法についての記載は見当たりませんでした(2026年8月31日確認)。

一方、「正宮で個人的なお願いをしてはいけない」という説については、神宮側が「決して個人的なことを祈ってはいけないところではありません」と回答したと紹介する記事もあります。

少なくとも、荒祭宮だけが「個人的なお願いをしてよい唯一の場所」と公式に案内されているわけではありません。観光情報などで紹介されることがある考え方の一つ、と受け取っておくのがよさそうです。


赤福本店|朝5時から。店内でいただく赤福餅は400円

早朝の赤福本店
早朝の赤福本店(編集部撮影)

参拝のあとは、宇治橋からおはらい町を歩いて赤福本店へ向かいました。

営業は午前5時から午後5時(繁忙期は変更あり)。無休です。 赤福の公式サイトには、こう書かれています。

一年を通じて朝5時にはお参りができるので、赤福本店は毎朝5時に店を開けます

内宮の開門と同じ午前5時に開店するため、早朝参拝のあとにそのまま立ち寄れます。

通常、店内でいただけるのは赤福餅

赤福餅(お召し上がり)400円(税込)

公式サイトには「本店でのお召し上がりは「赤福餅」のみです」と明記されています。ただし、1月を除く毎月1日は「朔日餅」も店内でいただけます。お茶は三重県産の伊勢茶で、公式サイトによると、赤福餅に合うよう有機栽培のお茶を特別にブレンドしています。

朝5時台でしたが、店内にはすでに何人もの先客がいました。


外宮|内宮から車で6分。駐車料金はかからなかった

内宮 神苑の池
内宮 神苑の池(編集部撮影)

内宮と赤福のあと、外宮へ向かいました。

内宮から車で6分でした(今回の実測。時間帯や交通状況で変わります)。両宮は約4km離れており、一般的な案内では車で10分前後とされています。日中や混雑時は、これより時間がかかることがあります。

今回は外宮の参拝者駐車場を利用し、駐車料金はかかりませんでした。

外宮周辺には民間の駐車場もあります。駐車場ごとに料金体系が異なるため、利用前に現地の案内でご確認ください。

ならわしでは外宮が先。今回は内宮から回りました

伊勢神宮の公式サイトには、参拝の順路についてこう書かれています。

お伊勢参りは外宮からがならわしです。

今回は内宮から回りました。夜明け前後の内宮を歩くことを優先したため、内宮 → 赤福 → 外宮という順番になりました。ならわしに沿うなら外宮が先ですが、「朝5時の内宮を見たい」という目的であれば、この動線も現実的だと思います。


まとめ|今回の駐車場代は、内宮・外宮あわせて100円

料金
今回利用した内宮A駐車場100円(早朝入庫・約1時間利用)
外宮の参拝者駐車場支払いなし
合計100円

朝4時40分にホテルを出発し、内宮、赤福本店、外宮と回って、今回支払った駐車料金は合計100円でした。

少なくとも今回の早朝参拝では、目立った混雑はありませんでした。開門は朝5時。早朝の内宮では、静かな時間を過ごせました。

静岡から車でおよそ3〜4時間(交通状況により変動)。早朝にアクセスしやすい三重県内で前泊すると、朝5時の開門を狙いやすくなります。


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早朝参拝をするなら前泊が現実的です。空室と料金はここから確認できます。

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静岡から伊勢の神宮へのアクセス

  • 車:東名・新東名から伊勢湾岸道 → 東名阪道 → 伊勢道を経由するルートなど
  • 所要時間の目安:静岡市中心部から約3時間15分。休憩や渋滞を含めて3〜4時間を見込むと安心です(出発地によって変わります)
  • 前泊するなら三重県内のホテルが便利(今回は大台町のフェアフィールド・バイ・マリオット・三重奥伊勢おおだいに前泊)

▼ あわせて読みたい

フェアフィールド三重奥伊勢おおだい 宿泊記|伊勢の神宮の前泊に使って分かった立地と使い勝手


よくある質問(FAQ)

Q. 伊勢の神宮は何時から参拝できますか?

A. 午前5時からです。閉門は季節で変わり、1〜4月と9月は午後6時、5〜8月は午後7時、10〜12月は午後5時です(公式サイトより。お正月中は変更あり)。

Q. 何時に出発すればいいですか?

A. 夜明け前後の内宮を歩きたい場合は、開門時刻と日の出時刻の両方を確認して出発時間を決めるのがおすすめです。今回は日の出が5時24分(国立天文台の計算値)だったため、内宮までの移動時間を考えて4時40分にホテルを出発しました。日の出の時刻は季節で大きく変わるので、事前に確認してください。

Q. 早朝でも駐車場は開いていますか?

A. 内宮A1駐車場は入庫・出庫とも終日可能です。A2の入庫は5時からです。到着時に確認した範囲では、A1・A2ともに十分な空きがありました。

Q. 早朝に行くと駐車料金は安くなりますか?

A. 17:00〜翌7:00に入庫した場合、1時間を超え2時間までは100円です(普通車等)。今回は5時台に入庫し、約1時間の利用で100円でした。

Q. 赤福本店は朝から開いていますか?

A. 午前5時から午後5時(繁忙期は変更あり)、無休です。店内でいただく赤福餅は400円(税込)でした。

Q. 外宮と内宮、どちらから回るべきですか?

A. 公式サイトには「お伊勢参りは外宮からがならわしです」と書かれています。今回は夜明けの時間に合わせた結果、内宮から回りました。


※ 料金・営業時間は2026年8月30日時点の情報です。駐車場は伊勢市、赤福は赤福公式サイトで確認しています。変更される場合があるため、お出かけ前に最新情報をご確認ください。

【出典】

  • 伊勢神宮公式サイト(参拝時間・式年遷宮・荒祭宮・参拝順路)
  • らくらく伊勢もうで・伊勢市(内宮A1・A2駐車場)
  • 赤福公式サイト(本店の営業時間・赤福餅の価格)

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