一年でいちばん星がきれいな季節は、実は冬です。
空気中の水蒸気が減って透明度が上がり、夜空にはオリオン座や冬の大三角が輝き、年間最大級の流星群も楽しめます。寒ささえ対策すれば、冬は星空観察にいちばん適した季節です。
この記事では、静岡で冬の星空を楽しむためのスポットや流星群カレンダー、防寒のコツに加え、温泉との組み合わせ方まで紹介します。
冬の星空 基本情報
| 項目 | 内容 |
| なぜ冬がいいのか | 空気が乾燥して透明度が高く、一等星の数も四季で最多。夜が長く観察時間もたっぷり |
| 主役の星座 | オリオン座、冬の大三角(ベテルギウス・シリウス・プロキオン)、すばる(プレアデス星団) |
| 流星群 | オリオン座流星群(10月下旬)、ふたご座流星群(12月14日ごろ・年間最大級)、しぶんぎ座流星群(1月4日ごろ) |
| ベストな条件 | 新月前後×寒気が入った翌日の晴天。月齢はアプリや国立天文台のサイトで確認 |

冬の流星群カレンダー2026-27
- オリオン座流星群:例年10月21日ごろ極大。速い流星が特徴で、深夜〜明け方が見ごろ
- ふたご座流星群:例年12月14日ごろ極大(年によっては13日深夜から)。条件がよければ1時間に数十個も期待できる、年間最大級の流星群
- しぶんぎ座流星群:例年1月4日ごろ極大。三大流星群のひとつで、年明けに楽しめる流星群
※極大の日時や見える数はその年の条件(月明かりなど)で変わります。おでかけ前に国立天文台などの発表をご確認ください。
冬に行きたい静岡の星空スポット
朝霧高原・田貫湖(富士宮市)|富士山と星空を楽しむ定番スポット
標高が高く街明かりが少ない朝霧高原は、静岡を代表する星空エリア。冬は空気が澄み、雪をかぶった富士山のシルエットと星空を一緒に眺められます。田貫湖のほとりは足場もよく、初めての星空観察にも向いています。
天城高原(伊豆市)|伊豆屈指の星空
標高が高く空の暗い天城高原は、伊豆を代表する星空スポットのひとつ。冬は透明度がさらに上がり、市街地では見えにくい暗い星も観察しやすくなります。冷え込みが厳しいので防寒は万全に。
御前崎(御前崎市)|水平線まで広がる星空
海に突き出した御前崎は、視界をさえぎるものがなく空が広いのが魅力。冬の大三角が海から昇ってくる様子を眺められます。灯台周辺は風が強いため、防風性のある上着などを用意しましょう。
爪木崎(下田市)|水仙と星空の12月〜1月
下田の爪木崎は、12月下旬から1月にかけて水仙の群生で知られる岬。昼は水仙、夜は星空という冬ならではの組み合わせができます。
より多くのスポットや天文台の情報は、静岡の星空スポット10選にまとめています。
冬の星空観察で押さえたい3つのポイント
- 防寒は「真冬の登山」レベルで。じっと立っているだけなので体感温度は想像以上に下がります。ダウンジャケットや手袋、ニット帽、カイロ、温かい飲み物を用意しましょう
- 20分待つ。目が暗闇に慣れるまで15〜20分。スマホの画面を見ると目が明るさに戻ってしまい星が見えにくくなるため、明るさを最低にするか赤色ライトを使いましょう
- 温泉とセットで計画する。観察後に温泉で体を温めるプランもおすすめです。朝霧高原なら富士宮の温泉、天城高原なら修善寺・湯ヶ島、御前崎なら御前崎市内の日帰り湯へ
よくある質問(FAQ)
Q. 冬の星空観察は何時ごろがいいですか?
A. 冬の星座がそろうのは20時以降。流星群を観察するなら、放射点が高くなる深夜〜明け方が見やすい時間帯です。
Q. 子ども連れでも大丈夫ですか?
A. 田貫湖など足場のよい場所なら、子ども連れでも比較的観察しやすいでしょう。ただし冷え込みが厳しいので、短時間で切り上げる計画と車内で暖を取れる準備をしてください。
Q. 月が明るい日はどうすればいいですか?
A. 満月前後は星が見えにくくなります。新月前後の日を選ぶか、月が沈んだあとの時間帯を狙うのがコツです。
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まとめ
冬は空気が澄み、夜も長く、星空観察にいちばん適した季節です。10月下旬のオリオン座流星群から、12月のふたご座流星群、1月のしぶんぎ座流星群へと観察の機会が続きます。
しっかりと防寒して、帰りの温泉まで計画に入れて。静岡の冬の夜空を見上げに出かけてみてください。


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