掛川大祭2027予習|3年に一度の大祭は令和9年10月上旬予定、三大余興は仁藤町の大獅子・瓦町のかんからまち・西町の奴道中

掛川大祭 夜の屋台と提灯 イベント・お出かけ
掛川大祭 夜の屋台と提灯行列

掛川市中心部の7神社・氏子41町が合同で行う「掛川祭」は、毎年10月に開かれる秋祭りですが、3年に1度が「大祭」、その間の2年が「小祭」となります。大祭が行われるのは丑・辰・未・戌の年で、次回は令和9年(2027年)です。10月上旬の予定ですが、具体的な月日は2026年10月時点では未発表です(掛川観光協会)。

大祭の見どころは、普段の年には出ない三大余興——仁藤町の大獅子、瓦町のかんからまち、西町の奴道中です。なかでも「かんからまち」は、静岡県内ではここにしか伝わっていない三頭獅子の舞です。この3つがそろうのは大祭の年だけです。

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開催日と時間

2027年の大祭の日程は未発表ですが、直近の掛川祭(2026年は小祭)は令和8年10月9日(金)〜11日(日)に行われ、金曜は18〜21時、土日は9〜21時でした(掛川市)。大祭も例年、金曜から日曜までの3日間に開催されています。正式な日程と三大余興の演舞時刻は、例年開催2〜3か月前に掛川観光協会から発表されます。

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参加神社と41町

掛川祭は、市内中心部の7神社と氏子41町が合同で行う、県西部でも大きな規模の祭りです。屋台の数は38台、形は「二輪型」と紹介されています(にっぽんの祭り)。前輪・後輪ではなく大きな車輪が中央に1対あり、担ぎ手が屋台のバランスを取りながら曳き回します。

三大余興(大祭の年だけ)

仁藤町の大獅子

仁藤町が出す「大獅子」について、掛川市は「日本一の大きさを誇り、百数十人の若者によって操られる大獅子は、全国においても比類がないものです」と紹介しています。竹法螺(たけぼら)の音が大獅子の到来を知らせ、「鉄火」の曲にのって舞が披露されます。

大獅子の始まりは、仁藤天然寺の住職・帆誉覚存上人(はんにょかくぞんしょうにん)が伊勢国を巡っていたとき、白子町で大獅子の頭を車に乗せて引き回す様子を見て、「この動かない獅子が動いたら面白いだろう」と考えたことだと伝えられています。のちに名匠の手で実現したとされています。小祭の年には出ないため、見られるのは大祭だけです。

瓦町のかんからまち

掛川大祭 瓦町のかんからまち(三頭獅子)
瓦町のかんからまち。側転を含む舞が特徴の三頭獅子(Photo: Σ64 / Wikimedia Commons, CC BY 4.0)

「かんからまち」は瓦町が伝承する三頭獅子で、側転を含む激しい舞が特徴です。掛川市は「400年ほど前から伝わる伝統的な舞踏行列」と紹介しています。1955年(昭和30年)11月1日に静岡県の無形民俗文化財に指定されています。

筋立ては、2頭の雄獅子が1頭の雌獅子を求めて競い合い、最後に神前で和合するというものです。静岡県の「しずおか文化財ナビ」によると、この三頭獅子の型は関東から東北にかけて広く分布しますが、静岡県内に伝わるのはここだけです。岩手県遠野の角助がこの獅子舞を習い、「鹿踊り」として伝えたとも言われ、芸能が伝わった道すじを示すものとして価値があるとされています。

奉納されるのは丑・辰・未・戌の年の10月9日〜11日、つまり3年に一度です。名前の「かんからまち」は、伝承地の瓦町(かわらまち)が語源とされています。

西町の奴道中(大名行列)

掛川大祭 奴道中(やっこどうちゅう)
西町の奴道中。白塗りの化粧と毛槍で江戸期の大名行列を再現する(Photo: Σ64 / Wikimedia Commons, CC BY 4.0)

「奴道中」は西町の演目で、掛川市によると薩摩島津氏の大名行列を模して生まれたといわれています。白塗りの化粧をした奴たちが毛槍を持って市街地を練り歩きます。戦後は奴道中のみで構成される場合が多かったと観光協会は紹介しています。

そのほかの演目

連雀町の長唄「吉原雀」など、町ごとに長唄や手踊りが披露されます。三味線の生演奏に合わせて唄う「弾き唱い」を行う町もあります。町ごとにさまざまな演目や囃子があり、祭りではそれぞれの芸が披露されます。

アクセスと駐車場

祭りの中心エリアはJR掛川駅北口から徒歩圏内にあり、新幹線で訪れる場合も駅から歩いて会場へ向かえます。

車の場合、2026年の掛川祭では、掛川市が掛川駅周辺の有料駐車場の利用を案内していました。2026年の祭典期間中は、交通規制に伴い、9日18時〜21時、10日・11日9時〜21時に大手門駐車場が利用できませんでした。掛川市は、無断の乗り入れや路上駐車をしないよう呼びかけています。

交通規制が行われるため、新幹線や東海道本線などの公共交通機関での来場もご検討ください。

交通規制

祭り期間中は、連雀町・瓦町・仁藤町など中心市街地の通りが時間帯によって歩行者天国・車両通行止めになります。詳しい規制図は、開催1〜2週間前に掛川観光協会のサイトで公開されますので、車で近づく場合は必ず開催期間中の交通規制図をご確認ください。

まとめ

掛川大祭では、3年に一度の三大余興として、仁藤町の大獅子、瓦町のかんからまち、西町の奴道中が披露されます。三大余興の演舞日時は、2026年10月時点では発表されていません。2027年の開催日程とあわせて、掛川観光協会の公式発表をご確認ください。

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※この記事は2026年10月時点で、掛川市公式サイト・掛川観光協会・にっぽんの祭りに掲載されていた情報をもとにしています。三大余興の紹介と大獅子の由緒は掛川市公式サイト、かんからまちの指定年月日と三頭獅子の分布は静岡県「しずおか文化財ナビ」によります。大祭の正式な日程・交通規制・駐車場の運用は、開催前に掛川観光協会公式サイトでご確認ください。

写真クレジット:Σ64 / Wikimedia Commons(CC BY 4.0)

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