河津桜まつり2027完全ガイド|見頃・ライトアップ・アクセス・駐車場・混雑回避【伊豆河津町】

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まだ冬の寒さが残る2月。日本のどこよりも早く、伊豆の山あいの小さな町が淡いピンクに染まります。静岡県・伊豆河津町(かわづちょう)を流れる河津川沿いに咲き誇る河津桜(かわづざくら)は、「日本一早い春」を告げる桜として全国的に有名。毎年2月になると、わずか人口6,000人ほどの町に約100万人もの観光客が押し寄せます。

ソメイヨシノよりもひと足もふた足も早く、しかも花の色が濃いピンク。寒空の下で満開を迎える河津桜は、SNS映えはもちろん、温泉・グルメとあわせて楽しめる早春の一大イベントです。この記事では、河津桜まつりの開催概要・見頃・夜桜ライトアップ・アクセス・駐車場・混雑回避のコツから、河津桜の意外な誕生秘話、周辺の楽しみ方まで、初めての方にもわかりやすくまとめました。

  1. ※情報の時点について(必ずお読みください)
  2. 河津桜まつりとは|日本一早い春を告げる桜の祭典
  3. 河津桜まつり2027 開催概要|時期・場所・ライトアップ
    1. 開催時期
    2. メイン会場・桜並木の規模
    3. 夜桜ライトアップ
    4. 会場のイベント・出店
  4. 見頃・開花状況の見方|「満開」を狙うコツ
    1. 例年の見頃
    2. 開花状況のチェック方法
  5. おすすめ鑑賞スポット|河津駅周辺から原木まで
    1. 河津駅周辺の桜並木
    2. 館橋(やかたばし)
    3. 河津桜の原木
    4. 峰温泉大噴湯公園(みねおんせんだいふんとうこうえん)
    5. 笹原公園・河津川河口エリア
  6. アクセス・駐車場・混雑回避|電車が圧倒的におすすめ
    1. 電車でのアクセス(強く推奨)
    2. 車でのアクセス
    3. 駐車場
    4. 混雑回避のコツ
  7. 河津桜の歴史・由来|偶然見つかった一本の桜から
  8. 周辺の楽しみ方|温泉・滝・わさび・金目鯛
    1. 河津七滝(かわづななだる)
    2. 温泉
    3. わさび
    4. 金目鯛(きんめだい)
  9. 河津桜まつりの服装・持ち物|2月の寒さ対策が肝心
  10. よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 河津桜まつり2027の開催日はいつですか?
    2. Q2. 桜の見頃はいつですか?
    3. Q3. 車と電車、どちらで行くのがいいですか?
    4. Q4. 夜桜ライトアップは見られますか?
    5. Q5. 雨が降っても楽しめますか?
  11. まとめ|寒い2月だからこそ味わえる、ひと足早い春
  12. あわせて読みたい伊豆の記事

※情報の時点について(必ずお読みください)

本記事は2026年6月時点で確認できる情報をもとにまとめた、年次で更新するガイド記事です。2027年の河津桜まつりの正式な開催日程・期間は、本記事執筆時点ではまだ発表されていません。河津桜まつりは例年2月上旬〜3月上旬に開催されていますが、開花は気候により毎年前後します。お出かけ前に必ず河津町観光協会の公式発表と最新の開花情報をご確認ください。料金・時間・運行内容なども変更される場合があります。

河津桜の花のアップ

河津桜まつりとは|日本一早い春を告げる桜の祭典

河津桜まつりは、河津桜発祥の地である静岡県賀茂郡河津町で毎年開催される桜まつりです。主催は河津町観光協会。河津川沿いに咲くピンク色の桜並木をメイン会場に、約1か月にわたって開催されます。

河津桜の最大の特徴は、その早咲き花色の濃さ。一般的なソメイヨシノが3月下旬〜4月に咲くのに対し、河津桜は2月から咲き始めます。花びらは大きめで、淡いピンクというよりはっきりとした濃いピンク。咲き始めから満開、そして散り始めまでの期間も長く、ソメイヨシノより長く楽しめるのも魅力です。

桜並木に菜の花の黄色が添えられる年もあり、ピンクと黄色のコントラストは河津の早春を象徴する風景。例年100万人規模の人出があり、2月としては伊豆エリア最大級の集客イベントとなっています。

なぜ河津桜はこれほど人を惹きつけるのでしょうか。最大の理由は「時期」にあります。多くの桜の名所が春本番の3月下旬〜4月に見頃を迎えるなか、河津桜はまだ正月気分も抜けきらない2月に満開を迎えます。「日本で一番早くお花見ができる場所」という希少性が、寒さをおして全国から観光客を呼び寄せているのです。さらに、伊豆という土地柄、桜のあとに温泉でゆっくり温まれること、新鮮な海の幸が味わえることも人気を後押ししています。寒い時期でも「行く理由」がいくつも重なっているのが、河津桜まつりの強みです。

また、河津桜は花の咲いている期間が長いのも特徴です。ソメイヨシノが満開から1週間ほどで散ってしまうのに対し、河津桜は咲き始めから満開、そして葉が出始めるまで2〜3週間ほど楽しめます。そのぶん「いつ行けばいいか」の幅が広く、予定を組みやすいのも旅行者にはうれしいポイントです。

河津桜まつり2027 開催概要|時期・場所・ライトアップ

開催時期

河津桜まつりは例年2月上旬〜3月上旬に開催されます。参考までに、第36回(2026年)は2026年2月7日(土)〜3月8日(日)の約1か月間で開催されました。2027年の日程は未発表のため、正式な期間は河津町観光協会の発表をご確認ください。桜の開花状況によって、まつりの見ごたえが最も高まるピーク時期は年ごとに前後します。

メイン会場・桜並木の規模

まつりのメイン会場は河津川沿いの桜並木です。河津川に沿って約4kmにわたり桜並木が続き、川沿いだけでも約850本町全体では約8,000本もの河津桜が植えられています。川面と桜、背景の山々が織りなす景色は壮観で、ゆっくり歩いて巡るのに2〜3時間ほどみておくと安心です。

夜桜ライトアップ

河津桜まつりの大きな見どころが夜桜ライトアップです。期間中は館橋(やかたばし)周辺の桜並木がライトアップされ、昼間とはまったく違う幻想的な光景が広がります。例年18:00〜21:00頃に実施されますが、点灯時間・実施区間は年により異なるため、こちらも公式発表でご確認ください。日中の人混みが落ち着く夕方以降に訪れて、ライトアップを狙うのも賢い楽しみ方です。

会場のイベント・出店

まつり期間中は、桜並木沿いに地元グルメやおみやげの出店が立ち並びます。年によってはスタンプラリーや、土日限定で「伊豆の踊り子」との記念撮影といった催しも行われ、歩くだけでなくグルメや体験も楽しめます。お問い合わせは河津町観光協会(電話 0558-32-0290)まで。

見頃・開花状況の見方|「満開」を狙うコツ

例年の見頃

河津桜は2月上旬から咲き始め満開は例年2月中旬〜下旬になることが多いです。桜は「満開」だけでなく、その手前の六分咲き〜八分咲きあたりがいちばんの見頃ともいわれ、花のボリュームと瑞々しさのバランスが楽しめます。

ただし開花は気候に大きく左右されます。暖冬の年は2月上旬に見頃を迎えることもあれば、寒い年は遅れることも。「まつりの開催期間中=常に満開」ではない点に注意してください。せっかく行ったのにまだ三分咲き、あるいはすでに葉桜だった……ということを避けるためにも、出発前の開花情報チェックは必須です。

開花状況のチェック方法

  • 河津町観光協会の公式開花情報を確認する(地区ごとの開花状況が日々更新されます)
  • 河津町は河津駅前・笹原公園周辺・館橋下流・峰地区・原木周辺などエリアで開花のタイミングが少しずつ異なります。下流の海側から咲き始め、上流に向かって見頃が移っていく傾向があります
  • SNSで「河津桜」「#河津桜まつり」のリアルタイム投稿を見ると、当日の混雑具合や咲き具合の雰囲気がつかめます

おすすめ鑑賞スポット|河津駅周辺から原木まで

河津駅周辺の桜並木

伊豆急行「河津駅」を降りて川沿いに出れば、すぐに桜並木が始まります。電車派にとって最もアクセスしやすく、まつり期間中は出店も多くにぎやか。まずはここから散策をスタートするのが定番です。

館橋(やかたばし)

河津桜まつりの夜桜ライトアップの中心となるのが館橋周辺。橋の上から眺める桜並木はもちろん、夜にはライトに照らされた桜が川面に映り込み、写真映えする幻想的なスポットです。昼と夜で二度楽しみたい場所です。

河津桜の原木

河津桜のすべてが始まった原木(げんぼく)が、河津町田中の民家の庭先に今も大切に守られています。すべての河津桜のルーツがこの一本。樹齢はすでに半世紀をゆうに超え、ここで芽吹いた一本の桜が、いまや全国の早春を彩る桜へと広がったことを思うと感慨深いスポットです。原木周辺にも桜並木が続いています。

峰温泉大噴湯公園(みねおんせんだいふんとうこうえん)

河津駅から少し離れた峰地区にある峰温泉大噴湯公園は、桜とあわせて立ち寄りたいスポット。1日に数回、約30mもの高さまで豪快に温泉が噴き上がる「大噴湯」が名物です。入場無料で、足湯や温泉卵づくりの体験コーナーもあり、桜散策の合間のひと休みにぴったりです。

笹原公園・河津川河口エリア

メイン会場周辺の笹原公園や河口に近いエリアも見ごたえがあります。海側の下流から咲き始める傾向があるため、まつり序盤に訪れるならこのあたりが狙い目です。

アクセス・駐車場・混雑回避|電車が圧倒的におすすめ

電車でのアクセス(強く推奨)

河津桜まつりへのアクセスは、電車が断然おすすめです。最寄りは伊豆急行「河津駅」で、駅を出て徒歩約3分で桜並木のメイン会場にたどり着けます。東京方面からは特急「踊り子」などで一本でアクセスでき、乗り換えの負担も少なめ。渋滞や駐車場探しのストレスがなく、お酒を片手に桜を楽しめるのも電車派の特権です。

車でのアクセス

車の場合、東名高速「沼津IC」から国道136号〜伊豆中央道〜修善寺道路〜国道414号経由で約80km・約1時間20分が目安です(渋滞時はさらに大幅に時間がかかります)。伊豆半島は幹線道路が限られるため、まつり期間の週末は河津に近づくほど渋滞します。

駐車場

まつり期間中は河津町内に有料の臨時駐車場が設けられます。普通車の日中料金は1台1,000円程度が目安(予約は不要なことが多い)。ただし台数には限りがあり、満開期の週末は朝のうちに満車になることも珍しくありません。駐車場待ちの列がそのまま渋滞の原因にもなります。

混雑回避のコツ

  • とにかく電車を使う:渋滞・駐車場問題を根本から回避できる最善策
  • 平日に行く:可能なら土日祝を外すだけで体感の混雑は大きく変わります
  • 早朝に到着する:車で行く場合は午前中の早い時間が勝負。昼前には駐車場も道路も混み始めます
  • 夕方〜夜を狙う:日中のピークが落ち着いた夕方以降は人出が減り、そのままライトアップも楽しめて一石二鳥
  • パーク&トレインの活用:伊豆高原駅など手前の駅周辺に車を停め、電車で会場入りする方法も。「河津桜パーク&トレインフリーきっぷ」のような企画乗車券が用意される年もあるため、公式情報を確認しましょう

河津桜の歴史・由来|偶然見つかった一本の桜から

いまや全国に広がる河津桜ですが、その始まりはたった一本の桜の若木でした。

1955年(昭和30年)頃、河津町田中に住む飯田勝美さんが、河津川沿いの雑草の中で芽吹いていた約1mの桜の若木を偶然見つけ、自宅の庭先に植えたのが始まりとされています。その木が1966年(昭和41年)頃から花を咲かせるようになり、当初は飯田家の屋号から地元で「小峰桜」などと呼ばれていました。

その後の学術調査で、この桜がこれまでにない新種(雑種起源の栽培品種)であることが判明。1974年(昭和49年)に「カワヅザクラ(河津桜)」と命名され、1975年には河津町の木に指定されました。

河津桜は、オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれたと考えられています。オオシマザクラ由来の大きめの花と、カンヒザクラ由来の濃いピンクの花色・早咲きの性質を受け継いだことが、あの鮮やかで早い開花につながっているのです。原木は今も河津町に現存し、毎年変わらず花を咲かせ続けています。一本の偶然の発見が、伊豆の早春を全国区の観光資源に育て上げた——河津桜は、そんなロマンを秘めた桜なのです。

周辺の楽しみ方|温泉・滝・わさび・金目鯛

河津桜まつりは、桜だけでなく温泉・自然・グルメとあわせて楽しめるのが伊豆らしい魅力。桜散策とセットで立ち寄りたいスポットを紹介します。

河津七滝(かわづななだる)

河津川の上流にある7つの滝の総称が河津七滝。遊歩道で滝めぐりが楽しめ、川端康成『伊豆の踊子』の舞台としても知られます。周辺には七滝温泉や飲食店、宿も点在し、桜とはまた違った渓谷美を満喫できます。

温泉

河津をはじめ伊豆エリアは屈指の温泉地帯。河津七滝温泉・今井浜温泉・峰温泉など、桜の余韻に浸りながら立ち寄り湯や宿泊が楽しめます。少し足を延ばせば修善寺温泉熱海温泉へのアクセスも良好です。

わさび

伊豆はきれいな湧水に恵まれたわさびの名産地。すりたての本わさびをかつお節とともにご飯にのせて味わう「わさび丼」は、地元ならではのシンプルな絶品グルメです。

金目鯛(きんめだい)

下田・稲取をはじめ伊豆東海岸は金目鯛の好漁場。煮付けや刺身、しゃぶしゃぶなどで味わう脂のりのよい金目鯛は、河津周辺の食事処でも楽しめる冬のごちそうです。とくに冬場の金目鯛は脂がのって絶品。甘辛い煮付けはご飯が止まらないおいしさで、観光客にも地元の方にも愛される伊豆の看板グルメです。桜を見たあとは、伊豆の海の幸でお腹も満たしましょう。

河津桜まつりの服装・持ち物|2月の寒さ対策が肝心

河津桜まつりで意外と見落としがちなのが寒さ対策です。桜が咲いているとつい春の気分になりますが、2月の伊豆は真冬。特に川沿いは風が冷たく、日が落ちる夕方以降のライトアップ鑑賞ではさらに冷え込みます。「桜=暖かい」というイメージのまま薄着で行くと、寒くて長居できず後悔しがちです。

  • 防寒着:ダウンやコート、手袋・マフラーなど真冬装備で。特に夜桜狙いなら必須です
  • 歩きやすい靴:桜並木は約4kmと長く、ゆっくり巡ると意外と歩きます。スニーカーが安心
  • カイロ:屋外で過ごす時間が長いので、貼るタイプがあると快適
  • モバイルバッテリー:写真や開花情報チェックでスマホの消費が早くなりがち
  • 現金:出店や臨時駐車場では現金のみのことも。小銭を用意しておくと安心です

足湯のある峰温泉大噴湯公園や、立ち寄り湯を散策プランに組み込んでおくと、冷えた体を温めながらメリハリよく楽しめます。

よくある質問(FAQ)

Q1. 河津桜まつり2027の開催日はいつですか?

本記事執筆時点(2026年6月)では2027年の正式日程は未発表です。例年2月上旬〜3月上旬に開催されています(2026年は2月7日〜3月8日)。確定情報は河津町観光協会の公式発表をご確認ください。

Q2. 桜の見頃はいつですか?

例年2月上旬に咲き始め、満開は2月中旬〜下旬が多いです。ただし気候により毎年前後するため、お出かけ前に公式の開花情報を必ずチェックしてください。

Q3. 車と電車、どちらで行くのがいいですか?

圧倒的に電車がおすすめです。最寄りの伊豆急行「河津駅」から会場まで徒歩約3分。車は満開期の週末を中心に深刻な渋滞と駐車場不足が発生します。

Q4. 夜桜ライトアップは見られますか?

例年、館橋周辺で18:00〜21:00頃にライトアップが実施されます。実施区間・時間は年により異なるため公式発表でご確認を。日中の混雑を避けて夕方以降に訪れるのもおすすめです。

Q5. 雨が降っても楽しめますか?

桜並木の散策は屋外のため、雨天時は足元や寒さ対策が必要です。雨の日は峰温泉大噴湯公園の足湯や周辺の温泉、食事処とあわせて計画すると、天候に左右されず楽しめます。

まとめ|寒い2月だからこそ味わえる、ひと足早い春

河津桜まつりは、まだ冬のさなかに咲く濃いピンクの桜が主役。「日本一早い春」を、温泉やグルメとともに満喫できる伊豆の早春の風物詩です。ポイントをおさらいしましょう。

  • 開催は例年2月上旬〜3月上旬。2027年の正式日程は河津町観光協会の発表を要確認
  • 見頃は2月中旬〜下旬が多いが、気候で前後。出発前に開花情報をチェック
  • 河津川沿い約4km・約850本(町全体約8,000本)の桜並木と、館橋の夜桜ライトアップが見どころ
  • アクセスは伊豆急行「河津駅」徒歩3分。混雑・渋滞回避には電車が断然おすすめ
  • 河津七滝・温泉・わさび・金目鯛など、周辺の楽しみもセットで計画を

一本の偶然見つかった桜から始まった河津桜。今年の春は、ひと足早い満開のピンクに会いに、伊豆・河津町へ出かけてみてはいかがでしょうか。

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