掛塚まつりは2026年10月17日(土)・18日(日)、磐田市掛塚の貴船神社とその周辺で開かれる例祭です。9つの町から豪華な屋台が曳き出され、提灯をともして京都流のお囃子とともに巡ります。天竜川の河口で「遠州の小江戸」と呼ばれた掛塚湊の繁栄を、今に伝える祭りです。
掛塚まつり2026 基本情報
| 開催日 | 2026年10月17日(土)宵祭り・18日(日)本祭り/16日(金)は前夜祭で、各町が屋台を曳きまわします/小雨決行 |
|---|---|
| 会場 | 貴船神社(磐田市掛塚926-1)、掛塚地区 |
| 屋台 | 掛塚9町(本町・横町・新町・中町・大当町・蟹町・砂町・田町・東町)に各1台 |
| 文化財 | 掛塚祭屋台囃子:静岡県指定無形民俗文化財(1970年6月2日指定)/掛塚祭屋台・掛塚祭竹馬:磐田市指定文化財 |
| 駐車場 | 掛塚橋の下の天竜川河川敷(無料・会場まで徒歩約3分) |
| 主催・問い合わせ | 掛塚まつり協議会 090-7679-4769 |
当日の流れ|屋台が神社に集まる時間
主催者の「掛塚まつりみどころマップ」に載っている時間です。
| 17日(土)宵祭り | 内容 |
|---|---|
| 14:10 | 本町上に先頭の屋台が到着 |
| 15:15 | 本町上に屋台がすべて集合 |
| 16:00 | 屋台が貴船神社へ向けて出発 |
| 16:20 | 先頭の屋台が貴船神社に到着 |
| 17:30 | すべての屋台が貴船神社に集合 |
| 18:00 | 宵祭の神事 |
| 19:10 | 屋台がそれぞれの町へ帰り始める |
| 18日(日)本祭り | 内容 |
|---|---|
| 9:00 | 先頭の屋台が貴船神社に到着 |
| 10:15 | すべての屋台が貴船神社に集合 |
| 10:30 | 大祭の神事 |
| 11:15 | 掛塚祭竹馬が貴船神社に到着 |
| 11:50 | 神輿の行列が貴船神社を出発 |
| 12:40 | 屋台が御仮宮へ向けて出発 |
| 13:05 | 神輿が御仮宮に到着 |
| 14:05 | 神輿が御仮宮を出発 |
| 14:40 | 屋台が御仮宮に到着 |
| 15:35 | 神輿が貴船神社に還御 |
| 15:40 | 屋台が蟹町を出発 |
| 16:50 | 先頭の屋台が貴船神社に到着 |
| 19:00 | 屋台がそれぞれの町へ帰り始める |
ポスターでは、屋台が神社に集まる時間を、17日(土)は16:20〜20:00、18日(日)は9:00〜13:20と16:50〜19:40と案内しています。9台の屋台が境内にそろうのは、17日の17:30と18日の10:15です。
屋台は、入船囃子・出船囃子に合わせて神社に曳き込まれ、曳き出されます。18日の午後は、蟹町の通りに各町の屋台が並んで1時間あまり休憩します。狭い路地の角を曲がるときの屋台の動きも見どころです。
例祭の神事では浦安の舞が奉納され、ご神体を載せた神輿が町内を渡御します。時間は変わることがあるため、お出かけ前に掛塚まつり協議会へご確認ください。
※2026年10月12日、主催者のポスターと見どころマップに合わせて時間を更新しました。
出典:掛塚まつり協議会のポスター・掛塚まつりみどころマップ(磐田市観光協会のサイトに2026年10月7日掲載)/静岡新聞アットエス/ニッポン旅マガジン
見どころ|金箔と彫刻で飾られた9台の屋台
江戸時代の掛塚は、廻船業を中心に栄えた港町でした。その豊かさを背景に造られた屋台は、金箔が貼られ、信州諏訪の立川和四郎をはじめとする名工による彫刻や、刺繍を施した天幕で飾られています。

屋台は二階づくりで、掛塚の9町に1台ずつあります。古いものは寛政10年(1798年)に造られました。
9町の屋台一覧|提灯に書かれた「も組」などは町ごとの組の名前
掛塚の屋台には、町ごとに組の名前があります。屋台の正面に並ぶ提灯には「も組」「す組」などの組の名前が書かれており、本町は「も組」、砂町は「す組」です。提灯の文字を見れば、どの町の屋台かが分かります。
| 町 | 組の名前 | 屋台が造られた年 | 天幕の図柄 |
|---|---|---|---|
| 本町 | も組 | 明治13年(1880年) | 頼朝の放し鶴 |
| 砂町 | す組 | 明治29年(1896年) | 竹に虎 |
| 中町 | な組 | 明治39年(1906年) | かくれ里(北斎漫画) |
| 横町 | よ組 | 明治40年(1907年) | 五仙人 |
| 田町 | 田組 | 昭和27年(1952年) | 南総里見八犬伝 |
| 大当町 | 大組 | 嘉永6年(1853年)以前 | 桐に鳳凰・玉取姫・月に七つ兎 |
| 新町 | 志組 | 慶応2年(1866年) | 迦陵頻伽と飛竜 |
| 蟹町 | 可組 | 大正6年(1917年) | 笑門に福来る(北斎漫画) |
| 東町 | ひ組 | 平成9年(1997年) | 麒麟・賭弓・川遊び(鳥獣戯画を題材) |
表にまとめたのは、「本舞台」と呼ばれる屋台です。本町・砂町・中町・横町・新町・蟹町の6町には、このほかに「曳舞台」と呼ばれる屋台もあります。砂町の組の名前は、提灯では「す組」、見どころマップでは「寿組」と書かれています。
大当町の屋台は嘉永6年(1853年)より前に造られたもので、彫刻は後藤岩五郎や立川冨惇らが手がけています。本町の屋台の彫刻「八岐大蛇退治」は立川冨種の作で、天幕は平成23年に復元されたものです。
出典:掛塚まつりみどころマップ(磐田市観光協会のサイトに掲載)/「遠州掛塚 貴船神社例祭」(kaketsuka.jp)の屋台のページ
掛塚祭屋台囃子|京風のお囃子は県の無形民俗文化財
屋台で演奏される掛塚祭屋台囃子は、1970年に静岡県の無形民俗文化財に指定されました。笛・大太鼓・小太鼓で演奏する、荘重で優雅な京風のお囃子です。同じ遠州でも、大須賀町の三社祭礼囃子は江戸の系統で、掛塚祭屋台囃子とは対照的とされています。
曲は、馬鹿囃子・神楽囃子・本囃子・入船囃子・出船囃子・大庭囃子・お公家囃子・道中囃子の8つです。掛塚屋台囃子保存会が受け継いでいます。
歴史と由来|宗良親王の言い伝え
掛塚は天竜川の河口にあり、掛塚湊として栄えて「遠州の小江戸」と呼ばれました。貴船神社は掛塚地区の氏神で、海上・海運の安全、漁業、農業の守り神として信仰されてきました。
お囃子には、次のような言い伝えがあります。延元3年(1338年)、後醍醐天皇の皇子・宗良親王は遠江国の井伊谷へ向かう途中、遠江の沖で暴風にあい、遠州白羽湊に流れ着きました。井伊谷へ向かう途中で貴船神社の祭典に出会い、村人のもてなしを受けた際に、お供の公家がお公家囃子を伝えたのが始まりといわれています。
出典:静岡県「しずおか文化財ナビ」掛塚祭屋台囃子/ニッポン旅マガジン
駐車場とアクセス
駐車場は掛塚橋の下の天竜川河川敷で、無料です。会場までは徒歩約3分です。
主催者のポスターでは、JR磐田駅からもJR浜松駅からも、バスで約30分、JR豊田町駅から車で約10分、東名高速の磐田IC・浜松ICから車で約30分と案内されています。バスの場合は、JR浜松駅から遠鉄バスの掛塚方面行きに乗り、「掛塚」で降りて徒歩2分です。
あわせて見たい場所
貴船神社の境内には、大正13年に建てられた「掛塚港廻船之碑」があります。磐田市駒場の海洋公園には、港の繁栄を伝える「掛塚湊の碑」が立っています。
今日10月20日は、楽天市場の「5と0のつく日」です。
楽天市場では毎月5と0のつく日に、楽天カードでの支払いでポイントが+3倍(合計4倍)になります。進呈条件と上限があるので、買う前にキャンペーンページでご確認ください。
PR:上記のリンクはアフィリエイト広告です
祭りの町・磐田市をふるさと納税で応援する
ふるさと納税は、応援したい自治体に寄附をすると、寄附した額のうち2,000円を超える部分が、上限の範囲内で所得税と住民税から差し引かれる制度です。その年の寄附として扱われるのは、1月1日から12月31日までに行った寄附です。楽天ふるさと納税での磐田市への寄附の受付状況や申し込み手順は、同サイトでご確認ください。
PR:上記のリンクはアフィリエイト広告です。当サイトは楽天アフィリエイトプログラムに参加しています
あわせて読みたい
まとめ
掛塚まつりは、10月17日(土)・18日(日)に磐田市掛塚の貴船神社で開かれる例祭です。見どころは、金箔と彫刻で飾られた9町の屋台と、県の無形民俗文化財に指定されている京風のお囃子です。屋台がすべて神社にそろうのは、17日の17:30と18日の10:15。18日は16:50からもう一度、屋台が神社に集まります。駐車場は掛塚橋の下の天竜川河川敷(無料・徒歩約3分)です。
ふるさと納税で静岡県の自治体を応援する
ふるさと納税サイト「ふるなび」では、静岡県内の自治体への寄附を受け付けています。寄附金の使い道は自治体ごとに定められており、返礼品の有無や内容も自治体によって異なります。申し込みの手順や控除の上限額は公式サイトでご確認ください。
※当サイトはバリューコマースのアフィリエイトプログラムに参加しています
※この記事の画像は、実際の本町の屋台をもとに編集部が作成したイメージ画像です。祭り当日の様子を撮った写真ではありません。


コメント